子育て優先とは子どもの時間で考え、判断すること
子育てのはじまりは
赤ちゃんを授かったときから。
子育ての終わりは、
学校教育を終えたときでしょうか。
子育て優先の家づくりにとって大事なことは、
親が子どもの視点で考え、親が判断することです。
子育て優先とは子どものわがままを叶えることではない。
子どものいいなりになることでもない。
ましてや、子どもに判断を委ねることでもない。
依頼主との打合せのたびに思うこと、
それは「子どもの成長」です。
つまり、残された子育て時間は、
減っているという事実。
小川の家OBのOさん@奈良がおっしゃった言葉が本質をついていた
「家が建つのが先か、この子が立つのが先か」
子育て優先の家づくりにおいて、
子どもの時間で考え、判断することは極めて重要です。
赤ちゃんを授かったときから、
親に与えられた子育て時間はカウントダウンがはじまる。
子育て優先の家づくりにおいて、
金銭的に儲かるとか、損するとか
いま買った方がお得とか、
そういう尺度はなじまない。
検討期間を1週間先送りすれば、
新居で生活できる日は2週間から1ヶ月先送りされる。
つまり、実際には今の住環境で子育てする期間がそれだけ延長される。
大人にとっての1ヶ月や1年はどうってことありませんが、
子どもが、例えば1歳の1年間をどんな住環境で過ごすのか、
これは子どもの人生にとって、人格形成にとって、極めて影響が大きい。
ぜひ、我が子の子ども時間でイメージして下さい。
彼(彼女)の◎歳の誕生日を
森のある家でイキイキ過ごしている姿を。