心の豊かさは表情にも出る
健やかに育つ我が家の3兄弟。
先日、生後5か月の奈南のある表情に驚きました。
それは、
「ムッ」としたのです(笑)
泣く、笑う、怒るなら分かります。
生後5か月で「ムッ」とした彼女の表情に私は、感動というよりむしろ、彼女の思考や感性の深さに何とも言えない喜びを感じました。
ムッとするということは、彼女が何かを期待や想定、思惑があり、それと違うこと(期待はずれなこと)を私が彼女にした、ということを泣くわけでも怒るわけでもなく、「ムッ」とした表情で父親に伝えるというその感度に感動したのです。これがまさに、子育ての喜びなのかもしれない!
小川の家で「(子育て優先で)家を建てることを決めた」夫婦は、「子どもたちの表情を感じて」決めた方々が多い。幼少であれ、小学生であれ、我が子の心の変化や期待、困窮を感じ取ったからこそ、「決めることができた」のだと思います。そこには、親が大人としての計算や打算というのは、まず存在しない。
生後5か月でも「ムッ」とするぐらい、子どもたちは「分かっている」。
難しいことは分からないが、自分たちがしっかり生きていく上で、育てられる上で、大切なことだけを「よく分かっている」
「子どもはまだ小さいから分からない」のではなく、分からないと思って安易に扱っている親の方が「分かっちゃいない」のではないかと、奈南の表情で学んだのでした。子育てって、まさに親育てのようです。