子どもの心身の健康を犠牲にしてもやむをえない場合とは
家づくり診断では
約20のヒアリング事項が並びます。
その中の一つに
「家族が豊かな心で健康に暮らせることよりも優先することがあればお聞かせ下さい」
というヒアリングがあります。
家づくり診断の目的は
相談者のお考え、ご事情、ご要望を正しく理解することにあります。
これは私ども小川の家が相談者の事情を理解する、という面と
夫婦間での認識ギャップを解消する(あるいは判明する)という面があります。
表が業者側の問題だとすれば
裏側はご家族内の問題です。
これは表裏一体であって、
どちらが表とか裏ということではありませんが、
家族の状態を映した鏡が
現住居であり、
相談あるいは依頼する業者であり、
購入する物件であり、
何より実際の日常であると言えます。
私たち小川の家は
子どもが心身健康に育つことを何より大切にする企業です。
お客さまご家族が末永く豊かな心で健康に暮らせる住まいをつくって届ける企業です。
それは今までもそうでしたが、これからも変わりません。
その指針が変わるとするならば
子どもの心身の健康を犠牲にしても得るべきものがある、
という何かが生じた時、となります。
今日はお菓子を食べすぎた→虫歯、肥満のリスクという次元の問題と
日々の生活拠点である住環境における
カビ、ダニ、湿気、陰気、酷暑に極寒、
隣人トラブル、窮屈という、不快、危険、
健康被害という次元の問題とは異なります。
「まあー、これぐらい」は
実際の子どもの心身の健康、発達にとって、
どれほど影響を及ぼすものなのか、
親自身の価値基準で現実は分かれます。
子どもの心身の健康が何より大切です、
と誰もが異論なくいう。
それでは、その方の子どもの現実は
そうなっているのでしょうか?
「これぐらい」は「どれぐらい」なのか。
自宅のカビや湿気の影響で、
子どもがぜんそくになりかけている、
という相談はよくあります。
薬漬けで症状を緩和することはできますが、
病原菌を与え続ける環境を変えない限り、
本質的な問題は解消しない。
つまり、子どもを苦しませ続けるわけです。
多くの母親にとって、これは切実な問題です。
子どもにとっては、命に関わる問題です。
万一、ぜんそくの発作で、死に至る、あるいは
そういう状態に陥ったとき、
果たしてその親は、放置し続けたことを後悔しないのでしょうか。
解決する機会はあった、しかし、
それよりも優先する大事なことが他にあった。
万一の保険料に対しては熱心に費用を支払う割に、
実際の日常の子どもの命の危険性について、
保険料で軽減できないことを認識していない。
何とか解決したいとお考えの方、
私たち小川の家は全力で大脱出のお手伝いをさせていただきます!
家づくり診断:info@ogawanoie.jp