イヤな問題を解決するにはそもそも何が原因なのかを認識する必要がある
病院にて、医者に、
「膝の痛みを治したい」という患者Aさんがいる。
Aさんがスポーツマンであれば
「トレーニング量を少し減らしましょう」
となるし、
Aさんがメタボであれば
「運動をして、体重を減らしましょう」
となる
膝の痛みの原因は、
オーバー・ワークなのか
オーバー・ウエイトなのか
<小児科に子どもの喘息の治療に訪れたBさん>
Bさんの住環境が
自然に溢れ、住居も風通し、日当りがよく、自然素材で健康に配慮されたものであれば、
「水泳でもはじめましょうか」
それでもダメなら
「お薬出しましょう」
となる。
逆にBさんの住居が
風通しは悪い、日は入らない、カビや結露がひどい、窮屈なアパートの一室で、
そのうえ、交通量が多く、空気が悪いとなると
「お薬の前に、住環境を変えましょう」
となる。
百歩譲って、仮にそれが遺伝だとしても、
だからといって、生涯薬漬けにするか、
子どもが困っている問題を根本的に解決しようとするかどうか、
それは親の行動にかかっている。
もう一つの実例があります
「うちの子どもは今のところ健康なので、
別に自然素材とか必要ありません。
安くつくりたいので、
シックハウスでも大丈夫だと思います」
という母親。
私に家づくりを託してくださったご家族、
私がつくることに携わった住宅で生活したご家族が
その住居が原因で心身の体調を崩すことだけは何としても避けたい。
そういう想い、決意からはじめた子育て優先住宅も
もうすぐ120棟に到達です。
120組の家族
子どもが平均2人として240人の未来が
それ以前の住居での人生と比べて、
心豊かに、健康的なものになっているはずであると、
それだけは自負しています。
健康であれば、健康が維持できるように、
病気がちであれば、少しでも健康体になるように、
化学物質や住空間が心に及ぼす影響は目に見えませんし、
数値化できませんので、
だからこそ、担保のとれたものを使い続けるよう
引き続き、心掛けたいと思っています。
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