登る山に応じた登り方がある
とある山の頂上からの景色は気持ちよく、幸せを感じる。
同様に「小川の家」での暮らしは心地よく、
生きる喜びを感じさせてくれる。
エベレストに登るには、
それに応じた登り方があります。
いきなり頂上にはたてない。
テレビではクライマックスシーンしか放映されませんが、
高度順応とやらで、登っては下る、を繰り返し、徐々に高度を上げていく。
もちろん、そこに至るまでには、
国内外で、日々、トレーニングを積んでいる。
「小川の家」での暮らしの実現は、
エベレスト登山みたいな
命がけというものではありません。
ただ、小川の家に限らず、
マイホームは家族の人生にとって、
これ以上ない高額の買い物であり、
失敗、後悔、欠陥住宅といった事態に陥ると
なんだかなーの半世紀となりますので、
誰もが必死になります。
私たち小川の家では、
家づくりの順序を重視しています。
求めるマイホームが
寝るだけの箱+最新家電設備であれば、
ある意味、クリックひとつであっさり完成します。
一方、小川の家が提供する
「家族が豊かな心で健康に暮らせる家」となると
各家庭の事情も建築地の状況もちがいますので
カタログからチョイスする、というやり方では成功しません。
社会は単純化するよりも
より複雑化しています。
小川の家は家族の暮らしの質の根幹に関する問題を
重大な問題として考え、
まずはその土台の解決と構築に全力を尽くします。
小川の家づくりには、他の住宅会社とは根本から違うプロセスがあります。
なぜやり方がちがうのか?
それは提供する価値がちがうから、です。
例えば家づくり診断。
診断を通じて、家族のご事情やお考えを正しく把握・理解し、
根幹、解決すべき本質的な問題は何か?
をまず相談者と私ども双方で認識を共有する必要がある。
商品がちがえば、つくり方も、売り方もちがう。
小川の家が提供する価値
=家族が豊かな心で健康に暮らせる家の
具現化に応じたやり方、順序がある、
ということをご理解ください。
今日はYさま@小川の家108(長崎市竿浦町)の上棟式です。
空き地があり、道路があり、近隣には家が建っていて、
「すぐにでも家が建つ」と一般的には解釈され、
プラン集や最新住宅設備のチョイスとなるわけですが、
「家が建てられる状態」の入口であるプランニングに入れる状態にするまでも、
さまざまな問題をひとつずつクリアしていく必要があります。
これには時間も手間もなにより「頭」を使う業務が生じる。
家を建てる=大工さん
と思われがちですが、
そういう社会環境にはない。
大工さんは家づくりにおける木工事担当です。
大工さんの出番がくる直前は、基礎屋さんがいた。
その前には地盤調査会社担当者がいたり、
資材メーカーがいたりと順序があります。
棟があがると、
「我が家のカタチ」が目に見える。
これまで書類と説明ばかりが続いたわけですが、
ようやくカタチになって、家族の目の前に現れる。
だから、上棟のお祝いをしたくなるのです^^
これから半世紀、家族が毎日お世話になる住まい。
だからこそ、あせらず、ひとつひとつ丁寧に家づくりに取り組んでいます。
<もちまき>
本日17:00より 竿浦町のほっともっとの裏(奥の方の住宅地)です。