初めての方へ

世は無常。急逝

3月2日、朝から身内の急逝の訃報。享年74歳

数日前から発熱があった程度で、持病もなく、元気に過ごしていたわけですが、自宅浴槽にて。

世は無常。

私は高校3年、卒業式直後に、叔父の訃報に接しました。アフリカ出張中の事故死。遺族の一員として、アフリカケニアへ。海外はもちろん、飛行機に乗ったのもその時が初めただった。

大学進学に関しては、前期が不合格で、後期受験を終えたばかりの時の訃報でした。

大学の発表(合格)を聞いたのは、アフリカ滞在中です。

高校の授業で「世は無常」と習っていたわけですが、それがまさにこういうことなのか、と。以降、私の人生観、価値観の根底はすべて「世は無常」です。

家づくりのご相談を受けると、皆さん、3年先、5年以内に、など、いつまでも同じ状態で何事もなく、計画通り、順調に進むもの、という前提で話をされます。私はそんな根拠はどこにもないでしょう、保証などないでしょう、と思いますし、そう伝えます。決断を急かしているわけではなく、明日、生きている保証はどこにもないという真実を意識しているかどうか、です。交通事故で亡くなる、事件に巻き込まれる、災害に遭う、大病を患う、まさかの坂、があることは事実ですから。

いろんな物事に対して、他者に「保証」を求めますが、そもそも私たちが明日生きている保証はどこにもない。いちばん大切なものには保証がない。大切なものごとほど、保証などできない。だからこそ大切だし、大切にすべきなのではないでしょうか。

命は有限。時間は有限。

あーでもないこーでもないと、他にもっといいのがあるのではないか、とソロバン弾いているそばで、大切なものが犠牲になっている、失われていくことに、自覚、気づいた人は、ある中から、決めて、次のステップに進んでいきます。

あっという間に3月。

ちなみに、私は明日死んでも後悔しないように、今日を生きる、今を生きる、を実践しています。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。