わが子に、トルエン吸わせ続けるか。
「24時間換気だから安心」
=「24時間換気し続けなければ、住めない(危険)」という事実にどう向き合うか。
そもそも、換気される「空気」は、「人間が吸った残り」であり、
室内の使用材、具体的にはビニールクロスや合板フローリングといったツルツルピカピカした材料から、有害化学物質が放出されつづけていることに変わりない。
「24時間換気だから安心」は、ウソである。騙しである。
しかしながら、99%の人はそれを信じて疑わない。
なぜなのか?
その要因は、二つ。
ひとつは、大手企業の広告宣伝力による洗脳。「原発は安全」と同じである。
もうひとつは、不都合な真実に目を向けたくない、親、消費者の心理。
安くて、便利で、汚れにくい、傷がつきにくい、というのは、
親、消費者のニーズにピッタリである。
だから、享受しているメリットを捨てたくない。
「(有害化学物質が)出ているとは思うけど、、、」
まあー、要するに、子供の健康は、後回し、なのです。
毒入りギョーザをわが子に食べさせますかね?
そうしないのと同様、子供の命が何より大事なら危険性を認識した時点で、対応すべきです。
24時間換気義務化によって、シックハウスは合法化された。
つまり、制度上、日本の住宅の室内の空気汚染状態は合法である。
わが子の健康を誰が守れるのか。
子供の苦しみを自らの苦しみと感じないのであれば、
被害者は、子供だけ、である。
子供の苦しみは、親の苦しみでもあると感じるのであれば、
被害者は、家族と子供である。
脱出したい方→家づくり診断を
空気汚染を改善したい方→シックハウス診断を
追伸:
先日、近くのモスバーガーにて。
喫煙ルームに、小さな子ども連れの家族がフツーに入って行った。なんだかなー