老後とはなにか

老後が心配です、不安です、家を建てたら老後が、２階リビングだと老後が、老後が老後が。。。

あなたにとっての老後とはなんでしょうか

老後は大丈夫でしょうか？

その問いは、どこから来ているのでしょうか。

老後が心配です、老後でも大丈夫ですか、と質問相談されると、意味が理解できないことがあります。ですから、具体的にいつ、どういう状況のことをイメージしておっしゃっているのか、伺います。心配や不安の対象が具体的に特定できないと対処法がわからないからです。そもそも想定している心配事が本当に起こるのか。起こるとすればいつなのか。

自分で手すりを使っても自宅室内の十数段の階段を上がれなくなったとき？

妊娠中、赤ちゃん生まれたばかり、４０歳前後の方がそんな日常に必ずそうなるのはいつの話でしょうか？

私は来年５０歳ですが、老後はどうするの？と質問されても意味がわからないです。（怪我ではなく、老いにより）自分で手すりを使っても自宅室内の十数段の階段を上れなくなったときはどうするの？と聞かれたら、そうならないように日頃から体を鍛えいます。最も確実で効果のある対処法だからです。

それ以外はその時に判断する。介護施設か引っ越しか。そもそも４０年後に生きているかどうかわからないし、その時に世の中がどうなっているかわからない、自分の経済力も家族のこともどこに住んでいるかもわからない。どうにもできないことを心配して不安になり、何もしないよりも、毎日健康で心豊かに暮らすことにエネルギーを使う。お金をかける。人生はいきなりうん十年後には飛ばない。

老後が心配です

実際に、老後の問題を最も重要なこととして持ち出してくる人ほど、毎日の生活を大切にしていない。子どもの変化や成長を見落としている。毎日の生活に向き合っている人は、老後の心配などしたところで意味がないことをわかっている。

子育て優先ですから

子育て家族が住まい選択において、マイホーム購入において、家づくりにおいて何を優先するかは人それぞれです。子育ての家は、子育ては住まいから、で、子育て優先です。老後優先ではありません。老後のことを考えていないのではなく、老後とは何かを具体的に特定して考えていくと、いま、かけがえのない子供と過ごせる日々を最優先した方が幸せだという結論です。自分の人生には、老後があるかもしれないし、ないかもしれないけれど、子育ては現在進行形で、目の前のある。目の前のことを大切にする。子育ての終わりが見えた時に、あるいは、老いが見えてきた時に、それから考えればよい。その時には、目の前に老後があるのではなく、自分の健康状態に向き合うだけです。

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