太陽光発電
地球温暖化対策として、太陽光発電への助成が再スタートするようです。
屋根にソーラーパネルを設置し、昼の電力を売り、夜は電力を購入する。
※一般家庭は日中の電力使用料が少なく夜使うため
ドイツのように電力会社に売る価格(電力会社の買い取り価格)を2倍にするということのようですが、これによってソーラーパネルを設置している家庭は恩恵を受けるのですが、設置していない家庭は無関係かというとそうではありません。買い取り価格の上昇分は、電気料金に上乗せされるのです。
ソーラーの設置コストは250万円前後といわれています。
マイホームを購入するだけでもかなりの費用が必要です。
それに加えてソーラー設置費用まで賄える家庭となると富裕層といえます。
つまり、富裕層が得する分を庶民が負担するという皮肉です。
格差、拡大政策ですね(笑)
実はですね、
地球温暖化、環境対策、熱効率を考慮すると、太陽光発電より、太陽熱利用の方が格段に有効です。
発電と違い、熱エネルギーをそのまま利用する技術的にも非常に簡単でコストも安い。
にもかかわらず、金がかかるお金持ちにしかできない太陽光発電に力を入れるというのはどういうことでしょうか。
電力会社と電機業界が圧倒的に政治力があるということです。
私は以前も投稿しましたが、太陽熱利用には大賛成です。
技術的にもコストパフォーマンスもソーラーパネルよりはるかに合理的ですし、環境負荷も少ないですし、理にかなっています。
今後はソーラーパネルではなく太陽熱利用を積極的にすすめていきたいと考えます。