自閉症の子どもの自宅に自由と安全、安心はあるのだろうか
保育士さん、教育関係者の方々にお会いする機会があると、みなさん、子どもの変化の話をします。先日は「自閉症の子どもの割合が増えてきたのではないか」ということでした。
専門家ではないので、その人が自閉症なのかどうか、私にはわかりませんし、それがどうだ、こうだ、ということもわかりません。
ただ、いつも気になるのは、その子はどんな家、どんな住環境で育てられているのだろうか、ということ。
だとすると、子どもにとって、自由、安全、安心という環境は与えられていないだろうな、と。
テクニカルな話で、療育で、というのはもちろんあるわけですが、生活環境自体が落ち着いて生きられるのかどうか。
これはアトピーやぜんそくも同様です。周辺環境も含めて、健康に暮らせる住環境に住んでいるのかどうか。テクニカルな話で、薬でなんとかなる部分があるにせよ、やっぱり家って大事。
空気が悪い場所で新鮮な空気は体に入ってこない。
自宅がその子にとって、自由、安心、安全、快適で、心安らぐ場であれば、少しは落ち着いて生きられるのではないでしょうか。