初めての方へ

「前向きですね」とよく言われる〜後ろ向きで前に進む方が難しいから〜


「前向きですね」とよく言っていただけます。私は、楽観主義者で、現実主義者だと思います。それを意識している部分は多々あります。
 
シンプルに、どこかに進むのに、後ろを向いて進むより、前を向いて歩んだほうが、ビビんなくていいよなと。困難は減る。大ゴケ(怪我)するリスクは減るし、ここはどこ?にたどり着くこともない。求めていたところと違う場所にたどり着くこともない。何より、後悔しなくてすむ。
 
私は小心者。できる限り不幸や困難は避けたい。
なので、後ろ向きで前に進む度胸はない。
「人生を歩む」ということは過去には戻れないわけで、どう生きるかというのはこれからどう歩むかという問いとそれに対する自分の選択に尽きる。
 
まあ、他の人と、進みたいところが違うから、ある意味、そっち向いて進んで大丈夫なんですか?って心配されるけど・笑。それでもそれは前向きだ。
 
こっちだと思って前を向いて進んでいて、うまくいかなかったら、ルートを変えるか、目的地を変えるか。どちらにしても前向きだ。失敗したとしても怪我したとしてもその怪我は前向きであり次に活かせる。うまくいかない方法を経験したことになる。

家を建てるという決断と実行は、前向きな行為です。なぜなら人生をよりよくしていこうという判断に基づく行為だからです。
実現請負人を名乗っている私が、後ろ向きだったら、そんな人に、そんな人が経営者の住宅会社に、自分の家づくりを頼みたいなんて思う消費者はいないと思うんです。少なくとも、私は後ろ向きの経営者が率いる会社の商品やサービスは購入しない。

家づくりの相談においては、前に進みたいが、前を向いた時の困難に吐き気がして、やっぱりやめようか(実際に、やめる)という葛藤は多々あります。

一方で、今までと同じで(現住居で)、これからの長い人生を歩むことは、果たして前向きな人生といえるのか。よりよい人生が期待できるのか?向き合わず、逃げて、先延ばしして、目先楽して、確実に来る1年後、3年後、5年後、20年後の、生きている限り確実に来る未来は、今よりよくなっていると期待できるのか。希望はあるのか。今よりよくならないとしたら、どれくらい悪くなっているのか。それは自分の許容範囲なのか。

生きている、生きていく、ということは歩むということで、後ろを向いて歩むのか、前を向いて歩むのか。私は後ろ向きでハッピーな人生を歩んでいる人を知らないので、前向き派です^^


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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。