祝ローン仮承認^^同じ収入で生活を劇的に変える
家づくりにおいて、私がいちばんホッとするタイミングが二つあります。
一つは、土地を決めていただいた時。
もう一つは、住宅ローンの仮承認が取れた時。
子育てによい家という商品、家族の心豊かで健康な暮らしを実現させるサービスの最大の欠点は住宅ローンとセットであることです。もう一つは、土地の問題も解決する必要があること、です。
普通の消費活動で、商品の欠点というかデメリットというのは、商品自体にあるのですが、小川の家が手がける子育て優先住宅のそれとは、商品サービスの問題とは別のところに、その欠点というか弱点があります。
例えば、通常、化粧品を買うのに、ローン承認は必要ないですし、化粧品を置く場所を買う必要もない。置く場所を確保するとしても、室内を片付ければよいだけで、人様のエリアを購入する必要はない。
住宅ローンの融資審査は、個人が借りる借金の中で、もっとも審査が厳しいです。金額も大きく、返済期間も長い。そこでいちばん重要になってくるのは、本人の信用力です。
例えば、公務員や大手企業勤務で、高収入であっても、車の借金やキャッシング、フリーローンを多用している人は信用力が低いので、住宅ローンを貸してもらえない。あるいは、住宅購入に必要な額を貸してもらえない。無理にやると経済的に困窮する。
自己資金を貯めていても、過去の借入金で延滞遅延がある、あるいは、債務整理(自己破産ではない)の経験があると、これまた貸してもらえない。
車のローンと住宅ローンのそれとは審査のレベルの次元が違います。
小川の家で子育てしたい、暮らしたい、暮らしと人生を変えたい、と強く思っていただいても、土地が決まらない(土地を決めきれない)、住宅ローンを必要額貸してもらえない、となると、本人が望んでいるもの、欲しいもの、解決したい問題は、何一つうまくいかないという事実になるわけです。
ですから、この二つが、クリアすると、私の視界は一気にひらけます。それはお客様も同様です。
住宅ローン融資には、持って行き方、があります。
貸す側の立場で、貸したくなる、貸してもいい、と判断してもらえるような段取り、条件を一つ一つ、その人の状況に応じて、こちら側で整えていく。これなら貸せます、と担当者が判断できるレベルまで下準備する。そのために、お客さま(依頼主)には、私の方から、アレコレ要求します。
8月。2組のご家族の土地が決まり、融資の承認が取れました。
ホッとしました。やるべきことはまだまだありますが、未来が拓けたことは確かです。
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