あなたはどうしてマイホームが必要なのですか?〜祝上棟〜
熊本県八代市にてS様の上棟式(6月16 日)
この写真は奥様が送ってくださった一枚。
ご主人の後ろ姿。
マイホームを購入する、家を建てるという決断とその実行には、家族それぞれいろんなことが起こります。
決断と行動とは、自分の問題、夫の問題、夫婦の問題、身内の問題、お金の問題を明らかにして、具体的に一つ一つ解決する、解決しない、解決できないを整理して、ケリをつけていく行為です。
私はご家族の事情を伺いながら、引っかかる問題を一つ一つ踏み込んでヒアリングし、解決策を提示していきます。その中には、解決できない、解決しなくてもよい、後回しでよい、という判断も含まれます。
相談者は、素人で、かつ、そのほとんどの方がマイホームの購入の経験もないわけです。何をどうすればよいのか、わからないのは当然です。
物事が進展しない時というのは、その原因は、基本的には、何かが間違っているか、不足しています。気づいていない問題もあれば、薄々感じているけど、向き合うことは避けているものもある。
Sさんの家づくりもいろんな困難がありました。
身内の問題だけでなく、土地も非常に難しかったです。
土地は地域性がありますし、さらに、古い家屋の建て替えは、いつどこから何が飛んでくるかわからないものです。経験からあらゆる事態を想定しながら進めるのですが、それでもこんなことがあるのか、と驚く問題が出てきます。
こうして上棟式の善き日を迎えることができて、感慨無量でした。
なぜ、この善き日を迎えることができたのか?
信用、信頼できる業者さん、職人さんたちのおかげ、というのはもちろんあります。が、それは技術的な問題です。いちばんは、やっぱり、奥さんが「何が何でも家を建てる」という意志の力です。家族みんなが笑顔で、健康に、安心、安全に、快適に、暮らすためには、そんな人生を送るためには、アパートの一室ではダメだ、マイホームが必要だ、中古や建売、マンションじゃダメだ、家を建てなきゃいけない、それは小川の家だ、という判断、選択、決断、行動を諦めずに歩んだからです。
その奥さんの決意に対して、ご主人が、確かにそうだと納得して、いろんなことと向き合い、行動してくれたから。
「愛」なんだと思います。
これを愛、愛している、というんだと思います。
※キッチンの窓から。八代の花火大会が見えるだろう、と楽しみにされていました
八代というご夫婦の故郷で、アパートの一室で子育てして、毎日暮らす人生を過ごすよりも小川の家で暮らす方が、人生はより豊かで幸せになるはずだと、Sさん夫婦は判断した。私はそんなSさん夫婦と子どもたちのために、知恵と力を出しきり、スタッフ、職人さん一同、Sさん家族の幸福な人生の構築に貢献できるよう、お引き渡しまで全力で仕事をさせていただきます。