10/7（日）茂木コース（34km）
AM6時頃に自宅を出て、ぐるっと一周34km。休憩入れて4時間半。

ひんやりした時間帯から蒸し暑くなり、午前10時半、帰宅する頃には日差しも強くなる。

数カ月ぶりにこのコースを走ったわけですが、景色は変わります。
工事中だった道路やがけ崩れ対策が終わって、
道がきれいになっていたり、
さびれていたお店が閉店していたり、
リフォーム工事が始まっていたり、
空き家が増えていたり、
道端においてある野菜や果物の種類が変わっていたり（季節もの）
長い距離を走っていると、運気のよさそうな土地と、逆に、気が悪い場所は、よくわかります。
空気がきれいで気持ちいいいところもあれば、呼吸するのもイヤになるエリアもある。
住民の運転がやたらと荒いところや、挨拶すらしない町もある。

仕事柄、ありとあらゆる建築土木構造物が目に入ってくるし、その構造や工事、使用されている材料、そして使い勝手や耐久性、環境への負荷など、私にとっては、ものすごいフィールドワーク、市場調査、研究探求タイムでもあります（早い話、こんな家作っちゃだめだな、こんな仕事のやり方しちゃダメだな、こんなお店、つぶれるな、と）

正直、ほぼすべてが反面教師です。
良い建築、良い街並み、良い都市計画は、すくなくとも長崎にはない。
つくっちゃいけないもの、やってはいけないものをたくさんみることはものすごく学びになる。

久しぶりに、ゆっくりな時間を過ごすと、頭もリフレッシュされます。
（午後からは有田へ。器を買いに源衛門窯へ）

10/8（月）雪浦コース（54km）
AM5:50自宅をでて、朝焼けの女神大橋を経由して、福田、式見、畦刈、三重、外海、神浦、雪浦、折り返して、神浦。

7時間走って行った道のりを、バスで3時間かけて帰宅する。

神浦で、自転車で旅している外国人夫婦に会いました。リチャードさん。ニュージーランドから。
なんだか、第一印象で、昔からよく知っている友達に、偶然再会したようなノリでした。

聞けば、九州を1カ月旅する。今日明日、長崎で宿が取れない。だから、昨日と同様、キャンプする。
素敵な人生ですよね。
で、つたない英語ですが、分かる範囲でアドバイスして、日本で困った事があったら連絡してくれと、メッセンジャーでやりとりしました。

帰宅して、妻にこのことを話し、リチャードさん夫婦にビール差し入れしたいんだよねー、と。ということで、息子を誘って、ビール買い出しして、彼らがキャンプしてそうな海岸をいくつか回り、発見！
めっちゃ、喜んでくれました―

私は、若いときに、毎年、海外を一人旅しました。数えてみると、その数、22カ国。いろんな思い出があるわけですが、記憶に残る残らないは関係なく、異国の地で、誰かに親切にされると、やっぱりなんともいえない幸せ感があります。それは国内でも同じです。旅先で親切にされると、ハッピーになる。

リチャードさん夫婦には、なんというか、なんか、してあげたいオーラがたくさんあふれていました。

お子さんは二人。21歳と19歳の大学生だとか。

いやはや、素敵な人生です。豊かな人生です。

私には「人生でこれだけはやっておきたいリスト」というのがあるのですが、リチャード夫妻とであい、またひとつ、このリストに面白いネタが書き込まれた一日でした＾＾

余談：

神浦のこのレストランをゴールとして、ここで飲む生ビールと美味しい定食を楽しみに、7時間も走ったのですが、まさかのオチ！