5000万円のこと、100兆円のこと
相変わらず、
永田町とその仲間たちワールド、である。
以前読んだ本を思い出します。
- パーキンソンの法則/C.N.パーキンソン
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一部を紹介すると、
■部下を増やして、不要な仕事を増やす。
■(議会にて)10億円建設予算に関する審議は5分だが、
1万円の交通費の使途に関して徹夜で論戦する。
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ピーターは、創造的無能の勧めを説く。
現代社会は、無能な社長、有能な専務、無能な部長、有能な課長、、、、
という構図(有能⇔無能が順になる)で成り立っているらしい。
(ある職位において)有能だから出世するわけだが、
なぜ、無能な上司が生まれるのだろうか、という疑問に対して、
(その人の能力において)有能レベルを越えてしまった、ということらしい。
そこで上述のピーターは創造的無能を勧める。
つまり、自らが’有能な’能力を発揮できる職位で留まるべきだと。
’優秀な’人たちがこぞって5000万円に全エネルギーを注いでいるようだが、その間、国民は暮らし、経済は動き、社会や世界は変動し、困窮している人はさらに困窮し、そして、借金も増えていく。
そういえば以前、夫婦間で子ども部屋の’扉’論争を続けていくうちに、気がつけば、子ども部屋どころか、2DKの窮屈で陰気なアパートで子どもは育ち、巣立ち、終の棲家となってしまった家族の話を思いだした。
さてさて、限られた時間と労力とお金を何に費やすべきか。