お客様の暮らし

構築

【おいしいところだけつまみ食い】

という生き方がある。

果たしてそんなことが現実にあり得るのだろうか。

仮に「つまみ」食いしたとしても、

それは所詮、一瞬、目先の表面的な満足に過ぎず、

「人生の根底からうまみを味わい続けること」

にはつながらない。

近頃の相談の底流に共通する傾向として、

この【つまみ食い】的な思想・生き方を私は感じずにはいられない。

「子どもの健康が何より大切です」と言いながら、

「それが手に入れば納得・満足しますか?」と問うと、

「いや、○○がなければ現状維持」を選択する。

○○の内容は、子どもが心身ともに健やかに育つかどうかに無関係の要素である。

「小川の家に住みたい」とおっしゃってくれるのはありがたい。

その根底は、小川の家で暮らす家族と

自分たち家族をリンクさせているからだと思う。

「我が家もこんな住環境(今日・明日を過ごす)ではなく、

あんな住環境(=小川の家)で子育てしたい」と。

想い描く暮らしを得るには、そこに至るプロセスの構築がある。

小川の家づくりは、姿勢、優先順位、考え方、行動など、

果実収穫に欠かせない、目に見えない過程、ステップがある。

その階段を飛ばして、果実だけ得ることは不可能なのです。

というか、

家族が心豊かで健康に暮らせる住環境を得るには、

我が子にイキイキ育つような環境を与えるには、

それなりの構築が必要不可欠です。

こっちの日常から

あっちの人生へ。

眺める、羨む、願うという意味において、

「つまみ食い」は可能だが、

我が家の人生にしていくには、

大切なモノは何かを常に問い、

それを最優先して大切にするしかない。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。