子育て優先の家づくり

英語より哲学

息子の幼稚園では、英会話の授業がある。
※英会話の授業があるからなどという理由で、その園を選んだわけではありません(笑)
公立小学校でも、英語教育が義務化されるそうな。

欲ばり過ぎるニッポンの教育 (講談社現代新書)/苅谷 剛彦

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子どもたちが21世紀をしっかり生きていくために、幼少期に学んでおくべきは英会話だろうか?

情報や所得、物質的な豊かさなど、あらゆる物事の格差が広がっていくことは避けられない時代だからこそ、「哲学」が必須だと思うのは私だけでしょうか。

英語と同様「習得できるかどうか」は別として、
哲学=生き方=物事の判断の物差しを考えるという習慣を教える、触れるという機会は重要だと思います。

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)/福澤 諭吉

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福沢諭吉⇔学問のすすめ
という知識は、試験勉強の為に暗記した。
恥ずかしながら、肝心の中身は知らなかったし、学ぼうともしなかった。
この歳になって(苦笑)、感動しながら学ばさせていただいている。
※困難を経験したからこそ、この本の素晴らしさが実感できるのだと思うのですが、、、

難解な内容で頑張って読み進めていますが、これも感動的な一冊です

21世紀の歴史――未来の人類から見た世界/ジャック・アタリ
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欲しがらない生き方 -高等遊民のすすめ- (角川oneテーマ21 B 121)/岬 龍一郎
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「世俗の見栄や欲望を半分捨てれば、自由で心豊かな日々が待っている」

引用:欲しがらない生き方 岬龍一郎著 角川書店

私の役割は、[40坪、4LDK、自然素材の家]を手に入れる方法を考えるのではなく、[家族の心豊かで健康な暮らし]を実現する手段と道具を考えることです。

ゆえに

「心の豊かさとは何か?」

「どうすればそういう人生・暮らしを得られるのか?」

を問うだけでなく、

各家庭の事情と社会情勢に応じて

「最適解」として提示・実現しなければなりません。

私たちは江戸時代や明治時代に生きているわけではなりません。

私や子どもたちはグローバル化の背景を考えると、平成というよりも21世紀を生きていくわけです。

家族の幸せな暮らしの定義を

多くの家庭が[安く、ラクして、便利に、たくさん]に設定(判断基準)していることに対して、私は、21世紀は[心豊かに健康に]と考えています。

この抽象的な[心豊かで健康に]を具現化する計画・家とはいったいどういうものなのか。

「子育て優先」の家づくりを通じて、哲学する毎日です。

[補足説明]

家族の幸せな暮らしの定義(認識)が私と異なるのであれば、そのご家族にとって「小川の家」は合わない(役に立たない)わけですが、[心豊かで健康な暮らし]を求めるのであれば、今の住居がそれを叶えてくれるのか、足を引っ張るだけなのか、踏み込んで考えてみる必要があります。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。