心豊かで健康な暮らし

家なんか、いらない。

「家なんか、いらない」

というご相談は案外多い。
「家を建てたい」から
「家づくりの会社に相談」していると思うのですが、
ヒアリングしてみると
「家なんか、いらない」という言動は多いんです。
小川の家が住宅「販売」会社で、
営業マンが1軒1軒飛び込み営業しているのであればわかります。
住宅とは無関係のイベントを開催して集客し、
その来場者に
営業マンが「家を建てませんか」とセールスするなら、わかります。
小川の家は依頼ベースの住宅会社です。
従いまして、
当方から家を建てませんかと個別にセールスすることはありません。
先方からのコンタクトで、
家づくりのご相談を受けるわけですが
「家なんか、いらないんですよね」というリアクションをうけると
正直、困惑します。
私はいつも考えるんですよね、
「本当に、家なんか、いらないのでしょうか」と。
家族が安心、安全、快適に、
末永く暮らせる場所は
いらないのでしょうか?と
どんな家が欲しいかを考えるのも大事です。
一方で、
「家を建てないとしたら、これから先どうなるのか?」
も具体的にシミュレーションして欲しいと思います。
かなり、ゾッとすると思います。
自分と家族の拠点がない、という現実が
どれほど深刻な問題を発生させるのか。
真剣に何とかしたいと思ったとき、
たとえば、50歳、60歳、70歳になったとき、
自分にそれを解決する経済力があるのかどうか。
そのとき、家族はどういう状況に追い込まれているのか。
「家なんか、いらない」とおっしゃるあなた、もしくはパートナーの方へ、
この機会にぜひ、あなたと子どもにとって
「家がない」人生を具体的にシミュレーションしてみてください。
そう簡単に、
「家なんか、いらない」とはいえないのではないでしょうか。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。