私たちの考え

エコの説明責任

数年前、某大手家電メーカーの広告キャッチコピーに唸ったことがある。

買い替えるという「節約」

「売るため」であれば、どんな手法も意に介さないことに、ある意味、敬服した。

これは一民間企業だから、まだ許容範囲だった。ところが、

買い替えは、エコ。

と壊れたならまだしも、使えるモノを廃棄したらエコだから、税金からご祝儀出しますよ、と政府がセールスに専念する。税金使うなら、何がどうエコなのか、分かりやすく、説明責任、果たしてちょ、と思う。

今読んでいる本の一節を紹介します。

~ある国の暴力的な政治というのは、暴君やとんでもない官僚のせいばかりではない。その大元は、国民の無知が原因であって、自ら招いたわざわいとも言える。~

現代語訳 学問のすすめ p32 福沢諭吉著 齋藤孝訳 ちくま新書

学問のすすめ 現代語訳 (ちくま新書)/福澤 諭吉
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※定額給付金でもエコポイントでもなく、この本を国民に配布した方が、ある意味、景気や環境対策、将来の安心、安全な社会にもつながると思う(笑)

それにしても、命がけでひとり出産して確か35万円程度。

車一台購入したら25万円+減税=40万円程度

お金の使い方とは、すなわち優先順位ですから、

この国の大切なものの優先順位がよく分かります。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。