子育て優先の家づくり

「あなたと結婚してもいいけど、あなたでなくてもよい」と言われたら。

マイホーム購入って、結婚と似ています。
なぜなら、人生に一度の大きな決断(判断)だから。
年頃だからといって、すべての男女が結婚するわけではないように、
結婚して家庭を持ったからといって、
すべての夫婦がマイホームを購入するわけではありません。
結婚したからといって、
みんなが幸福な家庭を築き、幸せな人生を過ごせるとは限らないのと同様に、
マイホームを購入したからといって、
幸福になるとは限らない。
とはいえ、
少なくとも結婚する時点では
「あなたと結婚したい」
「あなただから、結婚したい」
というのがあるから、「よし」と決断できるんだと思うのです。
これが
「あなたが私と結婚したいなら、結婚してあげてもよい」
(私はあなたでなければならないわけではない)
とつきあっている、結婚を前提としてつきあっているときに言われたら、
あなたは、どうでしょうか。
学歴もいいし、会社も大きいし、給料もいいみたいだから、まあいいか。
親も資産家みたいだし、まあいいか。
という判断の方もいると思います。
でも、なかには、そういう位置づけ(相手にとっての自分の価値が低い)ならば、
わざわざ結婚しなくてもよい、という判断の方もいると思います。
マイホームの購入も似ています。
売れればよい(売上につながればそれでよい)
とビジネスライクに商売する住宅会社もあれば、
自社でなくてもよいのであれば、
この夫婦、家族のために、家づくりをするのは辞退させてもらおう、
と判断する住宅会社もある。
これって、
前者はお金(売上)で判断する、
後者はお金で買えない価値を重視する、
という経営者の価値観、生き方のちがいです。
どちらがよいとか悪いとか、そういう問題ではありません。
これって、職人さんも同じです。
「この家族のために、頑張ろう!」と丁寧な仕事を心掛けるか、
「これだけしかお金をもらっていないから、この程度でいいだろう」という姿勢になるか。
支払った金額は同じで、
材料は同じで、
設計図は同じでも、
出来上がるものはちがいます。
私たち小川の家は「愛のある」仕事を心掛けています。
ここでいう愛とは、依頼して下さったご家族の幸福を心の底から願って、
幸せに暮らせるように、プロとして全力を尽くす、という行為です。
だから、
小川の家に住みたい、
小川の家だから、マイホームを購入したい、
そう思ってもらえるように、今日も頑張ります^^

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • @LINE

私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。