庭のある自然素材を使った木の家が、子どもを抑圧から解放する。
先週末はHさんの祝お引渡し&お引越し。
先ほど、ご主人と「よかったですね~」
「いやー、ホント、ありがとうございました」
「子どもたちが走り回って、とにかくのびのびしていて、
タイミング的にはギリギリだったかなあーと。」
「小川さんや皆さんのおかげです」
「Hさんの意思決定ですよ。腹をくくったからですよ」
と電話で幸せトーク^^
子どもたちは、家の中でも外でも自由に走り回りたい。
それが本能。
これがまさに本人の意欲であり、好奇心であり、挑戦です。
親の多くは「静かにしなさい」と不必要にしかっている。
一方で、「静かにすべきTPO」で本気でしからない。
子どもにとっての日常の環境が自由であれば、
静かにすべきTPOにおいて、走り回る必要などない。
子どもが子どもの時に、抑圧された住環境で育てられている。
その環境要因が、物事に対する自由な発想、好奇心、行動やチャレンジ精神を奪う。
そんな抑圧した環境を与えておきながら、
思春期や青年、成人に近づくと
「自分で物事を考え、柔軟な発想で、何事ともに挑戦する」人材になるよう、
指導され、期待される。
まあ、無理だし、無茶ですし、整合性がないですよね。
子どもが子どもの時に、親からどんな環境を与えられ、育てられたのか。
密室、一室で、籠の中で育てられると、
視野狭窄、チャレンジ精神の欠如は自然な成り行きです。
子どもを自由にのびのび育てたい。
自ら考え、判断し、行動できる自立した人間に育てたい。
そう考える親であれば、
庭のある自然素材の木の家を、子どもに与えるのです。
子どもが子どものときにやらないと、意味がない。
Hさんとの会話を通じて
Hさんとのこの10ヶ月ほどの家づくり奮闘を共にして、
改めて認識しました。
親があーだこーだできない理由、やらない理由を列挙している間に、
かけがえのない時間、取り戻せない時間が失われている。
そのことに、子どもの時間軸に、きちんと向き合い、
物事を判断すべきだと思います。
Hさんおめでとう!
これから半世紀、私が90歳になるまで、
お付き合いをどうぞ宜しくお願いします!