庭の森化

コンクリートを増やすから熱中症が増える

熱中症が増える原因は、
地球温暖化ではなく、
単に地面をコンクリートで覆い、
山を削ってコンクリートの壁をつくり、
不必要に巨大なコンクリート建築物をつくり
護岸を不必要にコンクリートで覆い
さらには、ほとんど満車になることすらない巨大な駐車場をアスファルトで覆い
教育施設も巨大なコンクリートでつくり、
屋根は緑化しても、地面は緑化しない、
ガードレールはつくれども、街路樹は植えない
これでは、熱くなるし、日中に限らず夜間も
コンクリートの塊が一度蓄えた熱を放出しつづける。
小川の家では、
敷地の半分は庭にします。
土を芝生に、樹木を植え、木陰ができる。
芝生の上と、
コンクリートやアスファルトの上を
裸足で歩いて比べてみればよくわかる。
どちらが環境にとってよいか、悪いか。
木陰とそれ以外の場所に、
立ってみればよくわかる。
今日はHさま(長崎市)のお引渡し
庭にはたくさんの樹木を植えていますし、
これから家族で、さらに樹木を増やしていきます。
庭に木を植える、コンクリートで極力覆わない
こういう行為こそが真の環境保護であり、
エコ活動であり、真に効果のある行動です。
子どもたちの心を育む環境は、
親のひとつひとつの選択にかかっている。
コンクリートやアスファルト、フェンスに囲われた無機質な環境で
子どもの心はどう育つのでしょうか。
親はそんな環境を我が子に与えて、
どういう人間に育って欲しいと考えているのでしょうか。
家族が心豊かに健康に暮らせる住まいをつくって届ける。
これが小川の家のミッション。
だから私は、庭を森にする^^

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。