家賃安いんだから、ガマンしてね。いつまで?
PC内のデータを整理していたら、
以前小冊子や書籍で活用したイラストをみて、
「これが原点だよな」と想いを新たにしました。
家を建てるということは、
私も含めて、殆どの方が住宅ローンという借金をします。
「借金してまで、家はいらない」と
おっしゃるご夫婦もたくさんいらっしゃるわけですが、
私のものの見方は異なります。
それは
「家賃の安さを優先して、家族を心身の健康を犠牲にしてもよいのか」
家族にとっての住居とは、
生活拠点です。
住居の質が、
生活の質、家庭の質、暮らしの質、人生の質に直結する。
家族の心身の健康を犠牲にしてまで得られるメリットとは何か。
子どもの心身の健康を奪ってまで欲しいものは何か。
それが「今の住居を選択し、住み続けている理由」です。
家賃安いから、ガマンしてね。
いつまでガマンすればいいの?
パパがそのうちなんとかしてくれるはずだから。
いつ?
母親はできない理由を父親のせいにする。
父親はできない理由を実家や会社や仕事や景気のせいにする。
確かなことは、
かけがえのない子どもの心身の健康は日々犠牲になっているということ。
そのうち、「いつ?」なんて聞かなくなる。
親に期待しても無意味なことを学ぶわけです。
これが自立につながれば良いのでしょうが、
ただ単に、親子の信頼関係が構築できないまま、
大きくなっただけかもしれない。
小児ぜんそくも、子どものうちだけ。
そのうち、体力がつけば、大したことはない。
たったそれだけのために、
(オレが子どものために)借金するなんて、ありえない。
小川の家OBの皆さんは、私が把握する限り、
気持ちよく、毎月、住宅ローンを支払っている。
なぜなら、家族の心身の健康を確保するために、
毎日、心豊かに健康に暮らすために、
必要なお金だとわかっているから。
子育て優先の家づくりを通じて、
人生における大切なものは何か?を問い、
優先順位をつけ、実践したことで、
家族が心もカラダも健康な暮らしを手に入れた経験から、
常に、大切なもの、必要なもの、欲しいものを見極め、
お金を使うようにしているので、
借金苦とは無縁ですし、堅実に暮らしている。
子育て優先住宅は120棟を超えているわけですが、
住宅ローンの支払いがもったいないから、
家賃の安い、以前のアパートに戻った、という家族はひとりもいない。
「家賃安いんだから、ガマンしてね」
ではなく
「自己資金を〇〇◯万円まで貯めるまでだから、あと◯か月ガマンしてね」だと、
子どもは理解し、納得し、協力する。
親のその努力する姿勢を学び、感謝しながら成長する。
同じ環境であっても、
態度が違えば、未来はちがう。
子どもは親の背中を見て育つ、好例です。
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