
取材依頼
先週末、日経系の住宅産業専門誌から取材依頼がありました。
「住宅産業の将来像」を特集として取り上げるそうです。
何のご縁か、取材対象の一社として、「小川の家」を発見して頂いたようです。
「小川の家」は、既存の住宅建築会社(ハウスメーカー、設計事務所、工務店)とは、建物は勿論、家づくりのプロセス、提供する(約束する)暮らしの質、顧客とのやりとりやコミュニケーションなど、殆ど共通点はなく(共通項としては、法令順守、木造、自然素材、標準的な住宅設備でしょうか)、独自の世界をつくりあげています。
独自の世界をつくりあげた、のは確かなのですが、これは「独自の世界を目指して」そうなったのではなく、
①今までの住宅の様々な問題点(シックハウス、欠陥住宅、トラブル)×
②社会問題(引きこもり、キレる、シックハウス症候群、地域コミュニティーの希薄化、親子のコミュニケーションの希薄化、地球環境保全)×
③21世紀の家族にとっての豊かな暮らしのカタチ×
④それを叶えるために必要な住宅に求められる要素×
⑤それを実現させる手段
これらを掛け算しながら、改善・改良・開発・創造しつづけた結果、既存住宅建築会社とはまったく相容れないところに「小川の家」は存在しています。
私が住宅業界だけを見ていれば、他者と同様、生き残るために、「他者との差別化」に注力していたはずです。ところが私の場合、「社会を見渡して、何をどうすべきか」という姿勢であるため、他社と比較してどうだとか、既成概念云々というのは、殆ど興味がないのです。自分の頭で深く考えて、社会(顧客)にとって大切だと信じること、それを子育て優先の家づくりを通じて、「小川の家」として具現化して提供する。世の中は常に変化しているわけですから、家づくりのプロセスも「小川の家」そのものも常に改善改良が欠かせないのですが、それはあくまでも他社との比較ではなく、社会を見渡して、これからの時代や社会を深く考え、社会(顧客である家族)にとって大切なこと、より良いと信じることを提供し続けることに徹するのみです。
明日、東京から取材にいらっしゃいます。
どんな内容になるのか、楽しみです。
余談:特集のテーマと対象が「住宅産業の将来像」であって、「今儲かっている工務店」ではないところが、素敵(苦笑)。もしそういうテーマの取材であれば、実際に儲かっているかどうかに関わらず、受けるなんてことはあり得ません。