初めての方へ

小川の家は他社と何が違うのか

<小川の家>は他社と何がどう違うのか?
なぜ、全国から長崎の小さな工務店に依頼が来るのか?
最初に知った自分から、夫婦間、
小川の家OBがお友達や親族に説明する時にも、
何より、私が説明する時にも、最初から最後まで話題になる問いです。
そもそも論として、<小川の家>は、というか、
私は「他社とのちがい」を意識して、
家づくりをやっているわけではありません。
誰かと、他社と競争して受注を獲得しようというのもありません。
昔話になります。
かれこれ十数年前の2000年頃、
自分たちがつくった新築住宅に入ると
「目がチカチカする」「鼻にツンとくるにおい」でした。
これは今なお続く、標準的な日本の新築&リフォームです。
この住空間は新築(新品)の特長であり、
窓を開けて換気する、これが常識でした。
実際には、これがまさに住宅建材からの有害化学物質によるものであることを知りました。
いわゆる、シックハウスです。
このような材料を使用した住宅を
合法だから、安いから、消費者のニーズに合致しているから、
お客さんの要望だから、キズがつきにくいから、工事がし易いから、
という理由で使い続けてよいものか、と自問しました。
自分の中での答えは、案外、あっさり出ました。
「ダメだよな。ありえん。自分がつくった家で家族が病気になるなんて。」
当時27歳だった私の若気の至りだったのでしょう。
次の問題は、
「じゃあ、どんな家をつくればよいのか」
「病気にならない安全、安心な家は売れるのか」
「それは庶民でも買えるものなのか」
これは深刻かつ、困難な問題です。
1円でも安くマイホームを購入したい、
1m2でも広い家が欲しい、
1部屋でも多く欲しい
とにかく手入れを不要にしたい
最新の設備を取り入れたい
庭もいらない
それが家づくりの相談にいらっしゃる家族の要望でした。
なかには、住宅会社に相談に来て、
「家じゃなくて、マンションがマシ」といわれる(苦笑)
「そもそも家って、なんだ」と。
「マンションや集合住宅ではなくて、家ってなんだ」と。
私の答えは、家は子どもが育つ大切な場。
子どもに、どう育って欲しいか?
子どもにとって、大切なことは何か?
こたえは、「のびのび健康に」至る。
子どもだけじゃん、、、
親にとって、家族にとって、
日常生活において大切なことは何か?
こたえは、「家族の健康」
ここでいう健康には、心も含まれる。
そんなとき、社会を見渡すと、
キレる子ども、引きこもり、離婚、親子の会話不足、
地域崩壊、アトピー、ぜんそく、密室育児、虐待など、
家庭と子どもを取り巻く問題が増えてきていた。
大人に目を向けると、うつ、育児ノイローゼなど
この頃から社会問題化してきたように思います。
となると、工務店の2代目として、これからの人生を考えたとき、
「子育て優先」の家づくりに全力を尽くそうとなりました。
上述したとおり、子育て優先の家づくりには、
他社とのちがいとか、競争とか、出てきません。
善し悪しは別にして(苦笑)
十数年、「子育て優先」住宅に徹してきたら、
全国誌「日経ビジネス」でも紹介されちゃいました。

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<小川の家>は他社と何が違うのか。
<小川の家>に依頼する必然性はどこにあるのか。
理由はいろいろあると思いますが、
そのひとつは、
全国で’唯一’の「子育て優先」で家づくりに徹する会社だからなのではないでしょうか。
ここでいう子育て優先とは
子どもがのびのび健康に育つことを何より大切にする
物事の考え方とその実践です。
子どもがのびのび健康に育つ住まいとは、
家族が心豊かで健康に暮らせる住まいでもある。
「誰でも心豊かで健康に暮らせる家に住みたいけど、
それって、お金持ちの家庭の話でしょ。高いでしょ。
土地もない、援助金もない、収入も自己資金も多くない、うちには無理」
雑誌等で「こんな家に住めたら良いな」という住宅は確かにあります。
でも、金額をみると、ひええー。我が家には無理!
と諦めてしまうケースは多々ある。
(実際にかかった費用は開示されない、苦笑)
マイホームにかけられる総予算が仮に3000万円だとして、
土地から購入する人と、そうではない人とでは、
建物に使える予算は当然違います。
親からの相続や援助金もないし、、、
確かに,世の中には、親からの援助金や相続で、
数千万円の資金援助がある家庭も、結構あります。
土地もない、援助金もない、収入も多くない、裕福でもない、
そんな家庭は、子どもを密室で育てるしかないのか、
家族が心豊かに健康に暮らせる住まいは諦めるしかない、
家族が安全でで安心して、環境に配慮した住居で暮らすことは不可能なのか、
結露、カビ、陰気、窮屈、寒い住居で、生涯を終えるしかないのか、
それって、イヤじゃないでしょうか。
少なくとも、私はイヤです。
工務店の2代目として、何とかしたいと思います。
子どもをのびのび健康に育てたい。
家族仲良く、笑顔で心穏やかに、健康に、安全、安心して暮らしたい。
明るくて、風通しが良くて、使い易くて、開放感があって、
ぬくもりを感じられて、ホッとする、帰りたくなる、そんな家で暮らしたい。
立派な家じゃなくていい、住宅ローンに追われたくない、
自分たちのできる範囲内でいい、
そのニーズに応えるのが<小川の家>であり、
これこそが<小川の家>の存在意義であり、
支持され続ける理由です。
どこにでもありそうで、でも、ない(笑)
日本で唯一だからこそ、日経ビジネスが紹介する。
ちなみに、日経ビジネスでの「ヒット商品」としての紹介枠は、
「売れる家」ではなく、「社会問題を解決する」商品としてです。
家族が抱える問題をひとつひとつ足し算したものが社会問題です。
私たち小川の家は、それぞれの家族が抱える問題のうち、
住環境が原因のイライラや心身の健康被害、絶望や脱力を
子育て優先の家づくりで解決しています。
子どもがのびのび健康に育つ。
これは夫婦にパワーを与えてくれます。
子育て優先とは、親の幸せと一体であり、
親の犠牲とセットではありません。
まずは、ご相談下さい。
できる限り柔軟に、そして一緒に、最善策を考え、
子どもと家族の未来を明るくしていきましょう!
家づくり診断/ご相談/info@ogawanoie.jp

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。