心豊かで健康な暮らし

「思い立ったが吉日」は正しい

毎日、いろんな家族の、それぞれの事情を踏まえた、
いろんな葛藤と向き合っています。
私が心掛けているのは、
まず、相手の客観的な状況を正しく理解すること。
客観的状況に該当するのは、
・ご主人の年齢
・年収、勤務先、勤続年数
・預貯金と援助金の有無とその額
・住宅ローンの返済能力と借入能力
・子どもの年齢と学年
・現在住んでいる地域と住みたいエリア
・現在の住居の質
です。
タイミングに直結するのは、
子どもと父親の年齢です。
お金の問題に直結するのは
・ご主人の年齢(あと何年間、現役で稼げるか)
・住宅ローン返済能力(月々、ボーナスで、いくらなら支払えるか)
・自己資金(資金繰りがつくか)
です。
消費税が増税されるから、とか、
低金利だから、とか
これから土地や建設費が値上がりするから、とか
マイホーム購入のタイミングをはかる際、
巷ではいろんな指標が出てきます。
<小川の家>は
<子育て優先>の家づくりです。
ですから、きっかけは十人十色ですが、
最後の決めてはやはり「子どもが健やかに育つことを優先して」になるんだと思います。
子どもの年齢が早い方がよい、というのは確かにその通りです。
だからといって、小学校入学してからでは遅いのか、というと
そういう問題ではないと思います。
夫には夫の、妻には妻の事情があります。
妻が「子どもや自身の異変や違和感に気づいて」「このままではヤバいと認識」しても、
夫が「現実を正しく認識し、妻の意見を理解して、その気」になるには時差がある。
あるいは、その逆もある。
妊娠中に気づく母親や父親もいれば、二人目、三人目で気づき、意識し始める人もいる。大事なことは「自分が気づいた時に、自分がどうするか」です。
子育て優先の家づくりというのは、面白いもので、
「子育て優先=自分が犠牲になる=親・大人が犠牲になる=子どもだけがハッピー」と捉える父親や母親もいれば、
「子育て優先=自分の幸せ=夫婦の幸せ=家族が幸せ」と解釈する親もいる。
子育て優先の家づくりを通じて分かることは、ベタですが、
夫婦愛、家族愛、子ども愛です。
夫が妻へ、妻が子へ、妻が夫へ、そういう愛情の連鎖が
家づくりの選択と行動を通じて「カタチ」になっていく。
一方で、夫→妻、母親→子ども、父親→妻子への愛情が希薄だと
「カタチ」になっていかない。
つまり、自らが抱える住宅問題と暮らしのストレスが解消しない堂々巡りの根本的な要因は、愛情不足にたどりつく。なんだかんだいっても「客観的な実態は放置」です。
子育て優先の家づくりは、家族愛、子ども愛、夫婦愛のリトマス試験の連続です^^
愛があったから、思い立ったが吉日で、結婚を決めたように、
愛があれば、思い立ったが吉日で、子育て優先の家づくりを決める。
今日は大村市Tさまのお引き渡し。
愛が住まいをカタチづくる。
住まいをみれば、家族や子ども、地域や地球環境に対するの愛の質がわかる。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。