庭の森化

庭を森にする目的とは何か


庭に木を植える。
しかも、コンセプトは「庭の森化」
庭に木を植える、たくさん、その目的とは何か?
庭を森にする目的とは、
人の心とエコロジーの回復です。

コミュニケーション、つながり、きずな、
会話、対話、意欲、やる気、笑顔、好奇心、
自然、緑、広場、交流の場、
これら家庭、家族、地域、職場、教育現場などで
「失われていて困っている」と社会問題となっている
日常問題を解決するための処方箋です。


庭の森化に賛同し、実際に森化したご家族の殆どが
ご近所さんから「素敵ですね~」と声をかけられ、
年齢を問わず、会話が生まれている。
これはまさに地域交流の原点です。
子どもたちは、虫、よってくる小鳥、
香り、実や花に「これなあーに?」と興味関心を抱く。
そう、五感に触れ、感受性が起動する。
テキストもワークショップも要らない。
庭に、樹木をたくさん植える、それだけです。
一昨日も、こうやって植樹している間中、
ご近所の老若男女を問わず、興味関心を持ち、
「笑顔で」私たちを観察し、声をかけて下さった。
街に彩りを与え、心を穏やかにしてくれる環境が創造される。
仮にこの場所に、
高いコンクリート塀やアルミフェンスで厳重に囲われた建築物、
監視カメラが設置された住宅が建築されたらどうでしょう?
住民には緊張感が走ると思いますよ。
しかもそれは新築時だけでなく、その家の前を通るたびに。
住民は声をかけづらいのでは?
つまり、コミュニケーションを断絶させる建築というのも創造できるわけです。
様々な問題が発生した時に、真っ先にたずねられるのは
「ご近所との交流」「親子のコミュニケーション」です。
ここで問われているのは、
仮想やネット空間ではなく、生身の、リアルでの直接交流です。
だから、私たち小川の家は、
というか、私小川勇人は、意地になって、木を植えている(笑)
写真は植樹を見守るMさま

3月の森づくりは、大村市のTさま、千代の幸のNさま、です^^
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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。