子育て優先の家づくり

不安は幻想

誰にとっても
「初体験」は「不安がつきもの」です。
家づくりにおいても
不安がゼロということはあり得ない。
相談者の中には、
様々な不安を口にする方がいらっしゃいます。
でも、不安を生じさせる原因や対象を聞いていると
・自分ではどうすることもできないこと
・不安の原因を本人がわざわざつくりだしていること
が多いように感じます。
たとえば、
住宅ローンの金利が10年後に急上昇したら、、、、不安です。
いや、これ、誰も分からないし、どうすることもできないです。
自分ではどうすることもできないことに対して、
不安を抱くことはやめた方がよいというか
適切な判断を見誤る原因になると思うので、
前向きな人生にとってはマイナスだと思います。
でも、どうしても不安、であれば、
それを解消する方法を考え、実践すればよい。
先の不安材料だと、
金利の急上昇に対処する方法はあります。
・借入金を増やしすぎない=欲望を抑える
・現預金を手元に確保しておく
・返済期間を短くしておかない
この3点を実践すれば、金利の急上昇には対応できる。
よって、金利上昇したときに我が家が破産するかもしれないという不安は解消される。
これは本人にしかできない対処法です。
ちなみに、これは不安への対処法ではなく
自己破産を防ぐための適切な対策です。
あれが不安、これも不安、
だから家は建てるけど、もう少し先で、、、
子どもの心身の健康は後回しでも仕方がない、、、
不安・不安・不安という方に限って、
自らができることに注力しない傾向があるように感じます。
その上、自分(本人)で解決できないことを解決しようとする。
解決できないから不安になる、という思考回路に陥る。
現状はますます混沌とし、複雑にし、
自分ができることに集中できない。
自分しかできないこと、自分がすべきことをできない理由が「不安だから」となる。
不安スパイラルです。
ちなみに、住宅購入を先送りしたことによっても、不安は生じます。
購入時の年齢が30歳なのか40歳なのか、45歳なのか。
自営業者ではない限り、定年がありますので、稼げる期間、
住宅ローン返済期間は短くなる。
要望は増え、子どもは大きくなり、校区の問題、進学問題、
リストラの脅威、親も高齢化し、諸条件は増えるけれど、
購買力は減少していく。つまり、不安要素がより増える。
だからといって、決断せずに、
賃貸生活を選択するということは、
さらに数十年後に、より深刻な問題を抱えることになる。
実際に、80歳、90歳で、官民問わず、
退去を命じられたら、対処しようがない。
不安に感じる問題については、
一度、自分の外に書き出し
・自分が解決できることかどうか
・できないのであれば、切り捨てる(検討要素から削除する)
・できるのであれば解決策を実行する
ひとつひとつそれを繰り返すことで、
不安要素をやっつけていく。
そのうち、不安とか、考えもしなくなります。
殆どが不安に思っても無意味だし、面倒くさくなる(苦笑)
とにかく、◯◯が不安と思ったら、
不安は幻想じゃないかと疑うことから始めましょう!
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info@ogawanoie.jp

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。