お客様の暮らし

心の豊かさは表情にも出る

子育ては、住まいから。

健やかに育つ我が家の3兄弟。

先日、生後5か月の奈南のある表情に驚きました。

それは、

「ムッ」としたのです(笑)

泣く、笑う、怒るなら分かります。

生後5か月で「ムッ」とした彼女の表情に私は、感動というよりむしろ、彼女の思考や感性の深さに何とも言えない喜びを感じました。

ムッとするということは、彼女が何かを期待や想定、思惑があり、それと違うこと(期待はずれなこと)を私が彼女にした、ということを泣くわけでも怒るわけでもなく、「ムッ」とした表情で父親に伝えるというその感度に感動したのです。これがまさに、子育ての喜びなのかもしれない!

小川の家で「(子育て優先で)家を建てることを決めた」夫婦は、「子どもたちの表情を感じて」決めた方々が多い。幼少であれ、小学生であれ、我が子の心の変化や期待、困窮を感じ取ったからこそ、「決めることができた」のだと思います。そこには、親が大人としての計算や打算というのは、まず存在しない。

生後5か月でも「ムッ」とするぐらい、子どもたちは「分かっている」。

難しいことは分からないが、自分たちがしっかり生きていく上で、育てられる上で、大切なことだけを「よく分かっている」

「子どもはまだ小さいから分からない」のではなく、分からないと思って安易に扱っている親の方が「分かっちゃいない」のではないかと、奈南の表情で学んだのでした。子育てって、まさに親育てのようです。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。