庭の森化

庭を森にする〜街に小さな森をつくるプロジェクト

「庭にたくさん木を植えて、街に小さな森をつくる」
今月は諫早市のTさま宅。
「街に小さな森をつくる」を掲げて15カ所目になります。
昨日はガーデナー今田氏と樹種と配置、バランスの最終打合せ。
かなり標準化してきたので、打合せも施工性も効率が格段によくなってきました。
この暑さ。
夏だから、というよりも
一軒一軒の持ち主、住民、
ひとつひとつの建物、道路、公共インフラが
ヒートアイランド化させた結果です。
Tさまは「庭に木を植える気など、まったくなかった」とおっしゃいました。
敷地に対する建物のボリュームを控え、
地面を覆うコンクリートやアスファルトを最小化し、
芝生、高木を意識的に増やせば、街は森になり、
涼しくなり、節電にもつながり、熱中症で搬送される人も減り、
緑は心を穏やかにしてくれるので心の病の治癒にもつながり、
社会はより快適に、効率よく回るようになる。
本当に効果があるのか?
と疑問視する人もいます。
雑草や落ち葉が迷惑という人もいます。
裸足で歩いて比べてみましょうよ、
アスファルトの上と芝生の上を。
立ち止まってみましょうよ、
何もないコンクリートの上と、木陰の下で。
子どもに聞いてみましょうよ、
どっちが好きか。気持ちいいか。
Tさま宅の森化第一ステージは約70本。
敷地や空き地、駐車場や庭を
コンクリートで固めるのが当たり前から、
土を残し、たくさん植樹するのが当たり前へ、
<小川の家>は、ひとつひとつカタチをつくって、
世に提供していくことで、
認識と社会環境を変えていきます。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。