お客様の声

<小川の家>の存在意義と価値〜

メモ@存在意義と価値
早朝6時、Sさんから「家づくり奮闘記」が届いた。
1年前に相談を受け、2週間前に引越しが済んだばかり。
以下、転載
小川の家 家づくり体験記
暮らしを 変えちゃった!
1 その一言が始まりだった
「モノが多すぎ! 捨ててくださあい!!!」
 それは、暮らし方カウンセリングで旧我が家に訪れた、設計担当 夏井さんの第一声。 その強烈なパワーに、圧倒されてしまった。
 ”小川の家のスタッフがいくらがんばっていい家を作っても、住む側に理解してもらわなければ、ホコリとカビだらけになってしまう。それでは心豊かな暮らしを実現してもらうことはできない。”
その熱い想いからの叫びである。
 小川の家の家づくり、そう、噂はきいていたけれど、それはただ暮らす箱を変えるだけではない。暮らしの質を変えるのだ
 スッキリ暮らす。
 
 誰もが憧れるその暮らし。ママ友との話でもよく登場する”断捨離ねえ、やりたいけど、なかなかできないのよね~”。
 私もそうでした(今もまだ甘いですが)。でも、そんな甘いこと言ってられない!という、やる気スイッチを押してくれた、夏井さんの一言。それから、暮らしの質を変える戦い!?が始まったのでした。
2 理想の暮らしに向けて
必要なモノ、好きなモノだけに囲まれる暮らし。
 その理想を実現させるには、大量のゴミ出し、それに大量の本の処分。
 それに、“安物買いの銭失い”からの脱却という課題が。
 考え方や価値観を変える、というよりも、実は自分の中で理想として抱いていた方向に変換する。その喜びが、毎回10袋に及ぶゴミ出しが続いても、頑張れた原動力。そのおかげで、徐々に家のなかもしっきり、心もスッキリ。片付けが下手なら、モノを増やさないことが1番。
 しかし、本の処分はそうはいかない。本が好きで、ついつい買ってしまった大量の本たち。本を捨てる、という事への罪悪感から、なかなか本の処分に踏み切れなかったのでした。
 そんな時にたまたま知ったのが“キフ・ブック”中古本を買取り業者が買取り、そのお金をあるチャリティー団体に寄付するというもの。その団体はアフリカの少年兵士を救う活動をしており、以前から知っていた。この本たちが、その子供たちの役にたてるなら、と気持ちよく送り出す事ができ、うちの中もスッキリ。一石二鳥!
 モノを捨てる戦いの過程で、“捨てる大変さ”を実感。以前は安いから、と軽い気持ちで買い物をしていたけれど、捨てる大変さを思ったら、そうはいかない。吟味、検討して買い物をするようになりました。
3 子育て優先の家づくり
そもそも、なぜ<小川の家>を選んだのか。
そこには、ヨーロッパで過ごした一年間。イギリスの語学学校やそこで出会った友達の家を訪問し、様々な人々との出会い。また、そこで目にした美しい田園風景とのつながりがあるのだ。
 厳しい受験勉強と、それに続く多忙な社会人生活で疲れ果てた私を癒してくれたのは、そこにある“人間味のある暮らし”だった。家族や友人と過ごす時間を大切にする暮らし。さらに、暮らしの中に緑がふんだんにあり、綺麗に整えられた花壇で家や街を彩る心の豊かさ。自分たちの街の美しさを、誇りを持って自慢する人々。
 現地の人からよく言われたのは、“日本人とアメリカ人は、人間としての生活より、金儲けを優先している。自分たちは違う、人間らしい生活を大事にしているんだ。”
 日本で自分の生活にどっぷりと浸かっていた時は気がつかなかったけれど、外に出て、違う生活を目にした時、その言葉がずしりと重く感じました。個人差はもちろんあるけれど、彼らの暮らしぶりは質素。でも長いホリデーを始め、家族で過ごす時間を大切にし、ワークアンドライフバランスを大事にしている印象を受けた。
 また、子供を授かると、日本の大人は“いかにしてそれまでの生活を維持するか”を考えるひとが多いようだが、 私の知る限り、ヨーロッパの多くの人は“いかにして子供と過ごす時間を確保するか”を考え、仕事をする時間を工夫し、収入減で暮らせるために住む場所を変えるなど、子育てを優先する暮らしを実現させる工夫をしている
 子育てを優先した暮らし。そう、それは小川の家の考え方と共通している概念です。
4.2つの試練 農地法とマンション売却
さて、私たちの家づくりの過程には2つの試練があった。
1つは農地法の壁。
 建築予定地が元農地であったため、家を建てるには特別な許可が必要だ。だが、食料自給率を上げたい国としては、農地を簡単に転用させたくないらしく、なかなか許可が下りず、場所の変更を迫られるのか?と心配になった。だが、その場所がとても気に入っていたため、ダメだったら諦めようか、とも思ったある日、小川さんの奮闘により、無事に許可を頂き、着工に至ったのである。
 農地法よりも頭が痛かったのは、マンション売却だった。
 小川さんも相談に乗ってくださり、不動産屋に依頼したのはいいものの、なかなか購入希望者が現れない。
 家も完成したら、二重ローンも始まり、気は焦るものの、自分で出来るのはただ待つのみ。小川さんと会計担当:吉川さんの綿密な資金繰り計画により、しばらく二重ローンが続いても困らないようにいくらかの資金は残してあるものの、この状態がいつまで続くのか先の見えない状態で、家の完成を手放しでは喜べない複雑な心境だった。
 もうすぐ引っ越し、荷造りで段ボールがあちこちにある時期に、マンションを購入検討中で見学に来られる方が増え、荷造りしてはお客様の来る時間に合わせて片付け、という日々が続き、ストレスは増すばかり。
 そして奇跡は起こった!
 引っ越しを数日後に控えたある日、不動産の方から”購入の申し込みがあった”との知らせが。まさに奇跡!これは小川マジックか?
5 そして新しい日々が
 以前は市の中心部に位置する、わりと広く居心地のいいマンションに住んでおり、一般的には恵まれた環境だった。実は子どもも、そこがとても気に入っていたらしく、引っ越したあとも、マンションが良かった、と言っていた。だが、ヨーロッパの田園風景や自然に囲まれた豊かな生活を目の当たりした私には、満足のいくものではなかった。ましてや子どもを育てる環境としては。
 子どもが育つ環境として、安心して外で遊ぶことのできき、地域コミュニティが存在すること。また、土に触れられ、植物を育てることができる、命を感じることのできる生活。その環境を整えることが、子どもにとっても必要だと強く思っていました。
 マンションには命を感じられるものがほとんどなかった。建物は鉄筋コンクリート、周りは整備された道路。交通量は多いが、人はあまり歩いていない。
 <小川の家>には命を感じられるものがふんだんにある。何より、家自体が木。そして、家の周りには植樹した木たちが並び、まさしく生きて成長している。その木が虫を呼び、鳥を呼ぶ(イノシシが来たら困りますが)。家の周りにある土に種を撒くと、芽が出てきて成長する。
 また、家の周りは、交通量も少ない代わりに、人も多くないが、出会うと挨拶を交わし、子どもに話しかけてくれる。地域のコミュニケーションが存在する。
 そんな命の育みに囲まれた生活が、子どもを育てるステージとして理想的なのだと私は思う。子どもが生き生き育つと家族も幸せなのだ
 自然に囲まれたスッキリとした家で 、子ども親も心豊かに暮らす。それは、まだ始まったばかり。これからゆっくりとその暮らしを育てていこう。
 最後になりましたが、小川さん、夏井さん、現場で頑張ってくださった浦さん、宮田さん。いつも笑顔で迎えてくださった棟梁、市役所の手続き等、丁寧に対応してくださった吉川さん。わざわざ完成した家を見にきてくださった小川さんのお母様。家の建築に関わってくださった皆様。本当にありがとうございました。
Have a nice day
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依頼案件で難問山積してきて、ダメかなーと思っていたりする時に、朝イチでお客さまからお便りが届く。顧客の支えに勇気と希望をもらい、感謝^^
今日もベストをつくします^^
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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。