庭の森化-S邸(諫早市森山町)
今日からS邸の「庭の森化」にとりかかります。
「庭の森化」事業に取り組み始めてから、まもなく1年になります。
構想自体は、かれこれ10年、、、
小川の森づくりの意図は
「庭の樹木が人間の心を豊かにしてくれる」
という信念であり、事実です。
そういう環境を
日常につくるというより、
取り戻す、というスタンスで
依頼主にご理解・賛同いただけるよう、
ご説明・ご提案しています。
花が咲く、実がなる、香りがする、
常緑、落葉、高木、中低木
その時期、その土地に適した種々をご予算を踏まえ、
ガーデナーとチョイスして、植える。
「庭の森化」ですので、
小川の家がお手伝いさせて頂くのは、
ステージ1という位置付けです。
今回のS邸にやってくる樹木は、
◆シンボルツリーを6種
エゴノキ、シマトネリコ、ケヤキ
サルスベリ、ヒゼンマユミ、ロドレイヤ
◆生垣部分を11種(プライバシー&柵をかねて)
アベリア、コンヒューサ、ドウダンツツジ、
アセビ、シキミ、ヒメシャリンバイ、
フェイジョア、シラカシ、トキワマンサク(青葉・白花、赤葉・赤花)
ヒイラギモクセイ
計60本です。
’敷地が広いから’樹木を植えるのではなく、
’敷地の半分は庭にする’
’土あらば植樹する’
という方針です。
コンクリートジャングルに身を預けて、
心身ともにぬくもりを感じる人間は
あまりいないと思います。
住居は家族の人生のベースキャンプです。
ホッとする、元気が出る、疲れがとれる、
心が穏やかになる、そういう機能が住居には必要だと考えます。
だから、そうなるように、つくる。
考え抜いたつもりですので、
カタチになっていく状況を確認してきます^^