子育て優先の家づくり

まず問うべきは「このままでよいか」である。

毎日、多方面からお問合わせ・ご相談を頂いております。

ありがとうございます。

それぞれの家庭に

それぞれ特有の事情があります。

特有の事情というのは、

(当事者が自覚認識しているかどうかはさておき)

客観的事実として、解決すべき問題があるということです。

家づくりにおいて、

すべてが思い通りに行くことはありません。

やはり無理な話なんです。

しかし実際には多くの人が、

夢のマイホームなんだから、

自分たちの思い通りに進むものだと

当然のように認識して、

比較検討していたりする。

実現請負人としての私は、

目の前の現実問題を解決するためには、

どうすればよいかを伝え、依頼を受ければ導く。

「どうすればよいか」の内容はそれぞれ事情により異なるが、

先方にとって「気にいらない」要素が含まれる場合もある。

でも、ですね

一番イヤなことはなにか、となると、

そもそも今の住居で暮らし続けることがNGだったわけです。

だから一番イヤなことを解決するためには、

多少のことは目をつむって、

目的達成のために受け入れるしかない。

逆上がりができるようになりたかったら、

何度も練習するのと同じように。

現実から脱却し、望む暮らしを得るために

まず問うべきは

「このままでよいか」自らが答えを出すことに尽きる。

つまり、

まずは、「ゼロ」か「1」かの選択です。

1を選択した人、

「やる」と決めた人だけが、

次に、「1」か「1.5」か、

あるいは「2」かという「程度」の選択へ進む。

「程度の問題」とは、

当人(親族含む)の資金力、購買力の問題に過ぎない。

ゼロか1かを決めていない段階で、

2か、3か、4かという程度(差)の話をしても仕方がない。

物事には順序があります。

住まいの問題解決、

家づくりという多額の費用を要する大きな問題だからこそ、

土台からしっかり構築していく順序が大事です。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。