MY LIFE

神様からの「まだ続けなさい」という思し召し〜会社は社会の公器〜

明けましておめでとうございます。
ブログの投稿が1ヶ月も空いてしまいました。理由は単純に、ブログ以外に忘備録、発信を移行しているからです。

・InstagramでのLIVE配信
・忘備録は個人Facebook
・依頼案件と採用活動、株主総会、出張で慌しかった

他方、発信するコンテンツが多様化しているものの、それぞれの特性があります。InstagramはNOWだけど、記録として遡って見ていくような媒体ではない。文章に関しては特にそう。冷静に思考を深めるには文章にまとめて、言語化する行為は重要、不可欠です。

昨年10月からAIDAという勉強会に参加しています。毎月東京へ。3月までの半年間。今期のテーマは「日本と日本人の型と間について」という読んでも理解できないテーマです、私もよくわからないというより、さっぱりわからないことを何とか少しでも知ろう、わかろうと奮闘しています。要するに、日本と日本人の文化や社会を構成要素とされるものは何か、を学ぶこと。

元々文化や歴史、芸能にも興味関心がなく生きてきたわけですが、この会に参加して、私にとっては難解な課題図書を読み、講師の話を聞くと世界観が広がっていきます。視野が広がり、視座が高くなる。物事の捉え方が変化していくわけですし、深まっていく。ほんの少しずつですけど。

私がなぜ子育て優先の家づくりを、結果的に四半世紀もやり続けているのか、それができているのはなぜか。周囲の住宅会社や工務店、ほとんど倒産・廃業してしまっているにも関わらず。

結局のところ、幸せな人生、幸福な社会にとって
・子育て優先は本質的、根源的、普遍的に正しい
幸せな人生にとって正しいことをすると幸せな人生になる。

誰かの人生を本質的に幸せにする事業(ビジネス)は、正しい商品やサービスをつくり、正しく届け、正しく働き、お金を正しくいただき、正しく経営すれば、生き残る=社会が必要とする、ということに尽きるかと。

会社は社会の公器と言われます。他方、会社は株主のもの、会社は自社がお金を儲けるためだけ、という現実も存在します。しかし、自社(自分、従業員)の短期的な経済的利益を最優先している会社や組織というのは長続きしないのも事実です。会社は生き物なので、組織としてはいずれ死ぬ。でも、良い事業というか本質的に社会のためになる事業というのは組織を変え、形を変え、生き残っていくものだと思います。なぜなら社会が必要としているからです。

で、自分自身がなぜ同じ方針、同じコンセプト、同じ理念、同じスタンスでやり続けているのか?自分でもよくわからないんですよ。経済的な理由でお金を稼ぐ必要がなくなると、ますますわからなくなる、なぜなのか?元々野心とか野望とか、大きくしたい!もっと稼ぎたい!というものがないから。会社を大きくすることが自身の願望だったら、子育て優先の家というコンセプトには至らないし、ちょっとやってみたとしてもすぐに儲からなかったら別の事業をやっているはず。

結局
「天の声」に尽きる
「神様の思召」

これをやりなさい、と告げれているわけではないけれど、やめなさい、とはまだ告げられていない。

で、そんなこんなを考えていたところ、新年早々、instagram からDM来ました。

 

初めまして。
男児2人の母です。
突然のメッセージ失礼します。

マンションを購入して2年たち、子供達に静かにしなさいと怒る日々や、毎年の結露対策を考えること、管理費などに疑問を感じ初めていたところ、インスタグラムで子育ての家を知りました。
そこから、小川さんの著書「暮らしは変えられる」も読ませて頂きました。
子供の為に資産価値が落ちにくいマンションをと思っていたことは間違いだったんだな、と頭を打たれた感覚になりました。
冷たい人がマンションに住むのか、マンションに住むと冷たくなるのか。
話は変わりまして、夫とも話し合い、それから物件探しから始まり、トントン拍子に進み、中古ですが戸建てに住み替えることが出来ました。
間取りも、廊下がなく子供部屋はリビングに接しています。扉も引き戸で開けっ放しにしています。キッチンから遊ぶ様子が見えます。
マンションの時はこの反対で、長い廊下の先に子供部屋があり、キッチンから1番離れた場所で様子も分かりませんでした。
予算上、塗り壁は出来ませんでしたが珪藻土のクロスや床は無垢材にするなど地元の工務店さんに仕上げてもらいました。
毎日、2人で走り回ったり踊ったりしており暮らしを変えることが出来て、心から良かったと思っています。
子育ての家での建築の相談でもなく申し訳ありません。
子育て中心という考え方、本当に素敵だと思います。
著書との出会いに感謝致します。
長文失礼致しました。

会社は社会の公器。

会社の存在意義、ミッションって、自分(自社)の儲けに直結することだけをやるわけじゃないので^^

子育てにおける住まいの重要性

住環境が母子の心身の健康に与える影響
を私自身が知ってから、気づいてから、住宅建築業者として、工務店の長男として生まれ育った後継として、世の中に知ってもらう必要があると信じて、知見を発信し続けて20年超。こんなことがあるんですよね、びっくりですし、ハッピーです。

これはまさに、私にとっては、神様からのまだ続けなさい、と思し召し^

大切なノノを大切にするのは誰でもそうです。問うべきは、じゃあ、大切なものは何か、です。いちばん大切なものは何か?です。人それぞれ、と言いますけど、実際には、共通していると思います。ただ、多くの場合、多くの人生において、後回しにされている。失ってから気づく(気づいた時には後悔する)。

何を持って幸せとするかは、それぞれの主観です。立派な家に住んでいたけど、自由がなくて、不幸だったという人もいるし、ボロアパートで育って幸せだったという人もいる。

子どもが笑顔で健康に走り回っている、自由に歌って踊れる、それはやっぱり幸せだし、絶対的な客観的な幸せだと信じています。その笑顔の日常を心から求める家族のために、日本のどこかにいるはず、いつかいるはず、と信じて、その人に届け!と念じて、今日もこのブログを書いています。実際に、現実に、なりますからねえ^^

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。