MY LIFE

娘の入学式を終えて〜向き合うべきことに向き合うことの困難〜

2024/4/8 娘の高校入学式。
夜、妻と一杯交わしながら、娘の高校入学で、子育てと教育の一区切りを実感した。達成感というか到達感というか。
結果的に、3人とも県内の公立進学校をガチ受験し、合格。大学まで進学するつもり。そもそも高校に進学するかどうかから決めなさい、という向き合わせ方は、一般的な父親がする行為ではないのはわかっていたけれど、結局、そもそも論に関して、向き合って土台を押さえておかないとどこかでおかしなことになっていく
大学まで行って学ぶことはよいことだけど、それは全ての人によい進路選択ではないし、自分の子どもそれぞれにとって何がよいかは、親が先に決め打ちすべきではない。
なので、幼少期からの〜教育はゼロだし、塾通いもほとんどせず、教育としては、経験を重視した。経験といっても商品化・サービス化されたものを購入して与えるではなく、親も一緒になって初体験していくものにした。それは旅と山登り。私も妻も登山未経験者だった。
娘は3歳で八郎岳、10歳で富士山、燕も大荒れの雄山、涸沢カール、槍ヶ岳へ。徳沢園に何度も宿泊し、あのカレーとソフトクリームの味を知っている長崎のJKは稀有だと思う。ヒュッテ大槍と早朝の北アルプスの稜線。富士山の標高や蘊蓄を語れる子よりも、富士山に登頂したことがある子どもに育てたかった。八郎岳だって僕も登ったことがなかったわけだし、やっていくうちに槍ヶ岳まで行っちゃったわけですが。家族の旅もパリまで行けたしどちらも到達点としてはなかなかである。
怒涛の数ヶ月。長男長女のダブル受験に加え、新卒新入社員も入社して、育休復帰もあり、技術者の寿退職もあり、沖縄もあり、長崎の案件もピリピリで、株主対応あり。それでも大きな山を越えたように感じます。
あとは、長男の引越し(4/21)。仮住まいから、新拠点へ。家具をどうするか、妻があれこれ探してくれています。昨日は追加で靴やら服やらを仮住まいへ宅急便。

湾岸のゼッケンも届き、GWに周りのサポートを得ながら、ぶっ壊れるまで遊んで、5月に入ったら少し落ち着くかな、と。長男に会いに東京行こうかなあと計画中。
仕事、経営に関しては、損切りステージに決着をつけ、なんとなく、戦闘モードになってきました。
で、親父に揮毫してもらうことにしました。
継承すべきは不動産や株式ではなく、善い思想、哲学、理念や考え方、価値判断基準であるというがわかりました。そしてそれは生き様、実際の行為で培われたものでなければならないことも。
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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。