沖縄で実現できるか否か〜できる方法を考える〜
2024/4/6 沖縄へ
依頼主Nさんの建築候補地の現地確認。
その土地とは、奥様のご先祖様からの土地。現在は90歳の祖父が畑として活用している。
正直、最難関グレードの依頼です。
土地の問題は全国どこでも難問が出てきますが、畑というのは厄介ですし、親族所有地というのも何かと見えない問題が出てきます。
地域の特性の問題があります。沖縄はやはり違います。
琉球王国という歴史的な背景もありますが、米軍の問題、そして、木造よりもコンクリート住宅がほとんどを占める、という問題があります。昨今はコンクリートよりも木造が急増してきていますが。
合わせて、住宅ローン融資の問題。
施工パートナーの問題。
気候風土への対応の問題
上げればキリがありませんが、できるはずだと判断して、実現を請け負いました。
できるはずという判断の根拠はいくつかあります。
いちばんは、N様のお人柄です。
Nさんご夫婦、お子さんの人生を伺い、非常に共感しましたし、素敵だなあと。お役に立ちたいな、というのが率直な判断基準です。
問題というのは上げればキリがないのですが、でも、いちばん大事なのは、人間(人)です。お互いの信頼関係を構築できるかどうか。そもそもの部分で、相性が合うかどうか、ですね。要するに、好きかどうか、でしょうか。この人のためなら頑張ろう、と。
実現には僕だけじゃなくて、たくさんの人たちの協力が必要です。
それはお祖父様、お母様も同様です。
非常に素敵なお祖父様で、見習うべきこと多々ありでした。
できるかどうかの保証はないです。
やってみなければわからないです。
でも、実現できると信じています。
なぜかというと、家づくりの動機が善だからです。
動機が善であり、やるべきことをやるべき正しい手順でやれば必ず実現する。
何としても実現させます。