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住宅ローン不承認

先日、ご相談いただいた方の住宅ローンが不承認でした。

「住宅ローンを貸してもらえない」

自分の家を手に入れることができないという現実を突きつけられるのは、幸せとはいえません。だって、願望が叶わないわけですから。もちろん、これからうん十年間貯金して、現金で購入する方法はありますが、子育ての期間は終わってしまいます。つまり、望む子育てはできないわけです。

もちろん、物事には常にプランBがあります。持ち家でなくても、別のライフスタイルを考えればいいだけです。借金しなくてよいというプラス面もあります。したがって、住宅ローンが借りられないからといって、人生が終わるわけではありません。

でも、ですね。大事なことは持ち家かどうかではなく、なぜ貸してもらえなかったのか?

その原因に正しく向き合うと、実は、かなりお粗末です。お金の使い方が雑だった、ただそれだけです。収入の額や勤務先、職種の問題ではないし、親の借金を肩代わりしたわけでもない。親の破産に巻き込まれて自分が破産したわけでもないのです。

それは車のローンだったり、ちょっとした買い物だったり、ギャンブルだったり、単に身の丈に合わないことをちょっとやっちゃった、お金を雑に扱った、それだけなんです。ある意味、それで、人生が台無しになってします。数千万円とか数億円とか、親の負債で自分が破産したわけではないのです。数万円、数十万円が原因です。

世の中、簡単に物が買えます。正しく理解していなくても、お金が湯水のように使えて、いい車に乗れたりします。でも、それってやっぱり変なんですよ。辻褄はどこかで合うようになっている。

足し算、引き算の世界です。入ってくるお金よりも、出ていく方が多い。入ってくる範囲内で、稼げる範囲内で、消費すればよいのです。新車じゃなくて中古車にすればいいし、中古車でも安全性だけ担保して、安いものにすればいい、グレードを落とせばいいのです。買い換えずに、長く乗ればいい。堅実な人、賢い人は、そういう手段、選択をする。

クレジットカードがあればなんでも買い物できちゃうし、車も同じです。ATMに行けば、自分の貯金からなのか、キャッシングなのかわからないけど、現金は引き出せる。

でも、ですね。

本人がしっかり立て直す意思があれば、真面目に働いてさえいれば、必ず手はあります。「次の手」はありますし、すぐに次の手を打たなければなりません。大事なことは、次の手をすぐに打つこと。

何が大事か、ってことに尽きます。

大事なものは何か。大切なものは何か。いま、踏ん張っておかないといけないことは何か。

現実に向き合うのは精神的にきついんですけど、正しく向き合わないと、取り返しがつかないことになるだけです。そもそも現実にきちんと向き合わなかったから、貸してもらえなくなったわけですから。辻褄は必ず合うようにできています。

住宅ローン不承認だったわけですが、私は、その方は必ず貸してもらえる金融機関があると判断していたので、やるべきことを伝えて、気に入らないことがたくさんあったと思いますが、やってくださり、別の金融機関が貸してくれることになりました。

最初からそっちにいけばよかったのかもしれませんが、それは結果論です。

可能性が高いところから当たっていく。同じ条件でも、貸してくれる銀行もあれば、Noという銀行もある。なぜかというと、どこを見るか、審査基準がちがうから。

住宅ローンが気になるかたへ、まず、ご相談ください。
一人で悩んでも、ネットでいくら検索しても、自分たちがどうすればよいか、判断できないはずです。銀行の窓口に行くのも勇気がいりますし。そもそも夫婦間で、きちんと話し合えていない可能性も高い。

件名に「住宅ローン相談希望」
お名前(苗字だけでも構いません)、電話番号を明記ください。
守秘義務を遵守します。もしくは0120-178-885 へ直接お電話ください。

注記
書類等を誤魔化して、虚偽的な手法で、住宅ローン融資を通す業者がいます。当社はそのような行為は一切しません。常に、正面から、正直に、お客さまや相談者、金融機関とやり取りします。嘘は必ずバレる。誤魔化して目先うまくいったとしても、そのツケは、必ず本人に跳ね返ってくるからです。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。