(業者の)比較検討ではなく、自問自答。
じっくり、慎重に、あわてない。
そうです、大事です。
ある時期、
「比較検討が間違いの始まり」という法則に至りました。
もちろん、課題や問題を解決し、願望を叶えるために、
例えそれが100円のコンビニのおにぎりであっても、
比較検討を一切しないなどということはありえませんので
あくまでも程度問題とご理解ください。
程度問題とは二つ、
1.いつまでに、という「時間の問題」
2.いくらかける、という「お金の問題」
前者は、子どもの時間×親自身のローン返済期間(稼げる時間)
後者は、我が家の現状~これからの稼ぐ力と遺産、相続の問題
これらはいずれも、物件や住宅業者の比較検討とは無関係です。
なぜなら、自分の要素だけで決まっているから。
資金力に関して言えば、小川の家に頼んだからといって、
我が家の収入や預貯金が増えたり、減ったりするわけではない。
ある家族が、マイホームにかける総費用は、
自分自身が決める、自分の懐具合で決まる。
だから、積水ハウスであれ、マンションであれ、
ローコスト住宅であれ、基本的に「コストの差」は生じない。
何がちがうかというと、お金の使途(優先順位)。
その結果、ずーと続くマイホームでの
家族の日常の暮らしの質がちがってくる。
時間に関しては、ご承知の通り、着実に消失していく。
資金力に関しては、
親の財産のうち、自分にまわってくる額は、
今であれ、将来であれ、決まっている。
自らの稼ぐ力については、これまでを振り返り、
勤務先の状況を見れば、おおよそ目途がつく。
一般的に、比較検討の対象とは、「他の人」の問題をあげる。
あそこは○○、ここは○○と相手を査定する。
しかし家づくりに関して言えば、実は根幹部分について
自分が絡む要素を見落としている場合が多い。
例えば、費用に関して
小川の家に頼んだら、いくらかかるのですか?という問い。
私が聞く、あるいは伝えるのは、○○さんは、いくらかけるのですか?ということ。
いくらお金をかける用意があるのか、かける力があるのか、それには根拠があるのか。
例えば、決断に関して
家を建てたいと思って、いろいろ調べているんですけど、一度あってもらえませんか?という要望。
私が聞く、あるいは伝えるのは、○○さんは、夫婦の間で、子育て優先で家を建てようという、意思の統一は済んでいるのですか?
「建てたい」と「建てよう」とでは、次元がちがいます。
前者は、思いや気持ちですが、後者は、人生の決断です。
住宅会社や物件を比較検討したところで、
自らの資金力が変わるわけではない。
時間は日々減るだけで、増えることはない。
先月と比べて、具体的に、前進(進展)していますか?
前進とは
・ 貯蓄が増えた、
・ 自らの意思(大切にしたいもの)が固まった、
・ 夫婦で踏み込んだ話し合いを進めているなど
「自分の問題の解決」に向き合い、
結論が出ているかどうかです。
先月と比べて、子どもはどのくらい成長しましたか?
自分の中での比較検討=自問自答は、大切です。
子どもの時間と向き合いながら、方針決めて下さい。
堂々巡りかな、と思ったら、子どもを見るのが一番です。
そこに原点がありますから。
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家づくり診断:info@ogawanoie.jp
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追伸:
私たち小川の家の役割は、お客さまから与えられた様々な制約の中で、
その家族にとっての最善、最適を考え、カタチにしていくことです。