初めての方へ

あなたは欲張りすぎです

Aを解決できれば、それで充分です。

Aが解決しそうになると、Bがないから気に入らない、という。

結局どうなるか。

Aも解決しない、手に入らない。

困った問題がさらに増え、それらが続く人生を自ら選ぶ。未来を絶望にする。

根本は何かというと、欲張りすぎ。

欲がないとよくはならないけれど、欲張りすぎると失うものや犠牲になるものが増えてくる、深刻化する、長期化する、そして不幸になる。犠牲になったり、失ったりしている対象とは何かというと、大切なもの、となる。大切なものとは、笑顔、健康、心の豊かさ、情緒、時間、家庭、自由、希望である。

大切なものを失っている人は、結局、欲張りなんでしょう。僕も用心しないといけないが、僕は大切なものを大切にしているので、その分、失っているものや犠牲にしているものもある。それは稼ぎ、売上、会社の規模や肩書き、社交だろうか。

子育ての家に住みたいな、と思ってくれる人、心からそう思ってくれて、行動に移す人は、笑顔、健康、心の豊かさ、家庭、情緒、時間、自由、希望を大切にしている人だと思う。決断してつかみ取りに行く人は心からそう思っているから。大切なものをリアルに大切にするために、欲を捨てたり、減らしたりする。どこまで減らすか、捨てればよいか、それは実現に必要な範囲までそぎ落としていく。だって、いちばん大切なものを失いたくないから。

話が進まない、具体的になにもよくならない、その根本原因は、あなたの欲張り過ぎにある。あなたの欲張り過ぎなのか、パートナーが欲張り過ぎなのか、あるいは、親兄弟か。世間体を気にするのも欲張りですよね。

私は、相談の中の要望(たいせつなもの、家を建てる目的、望む暮らし)に「友達を招待してパーティーしたい」と記入する方のご依頼はお断りしています。子育ての家は友達を招待するために家を建てるわけではないから。他社にお任せです。私が命を使ってやる意義がない。

要望が多いのではなく欲が深いのだ。欲張り過ぎなのだ。あれもこれもと要求しているうちに、大切なものが足元から失われていっていることに気づかない。だから私はストレートにいう、あなた、欲張りすぎです、と^^

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。