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【なぜ子育ての家は選ばれ続けるのか③】セールストークをしないからではないか

マイホーム、家づくりは一生に一度。365日、生きている限り、住居を使います。結婚式の宴とは違い、買うのは一生に一度ですが、使用頻度は、半端じゃないです。毎日、その良しあしを、価値を味わいます。

私は住宅の営業マンとなってから25年になります。心がけているのは、自分がされて嫌なことはしない。自分が客の立場だったら、どうだろうか。

住宅の営業マンって、お客様に対して、おかしなことをすると、一生恨まれます。なぜなら、毎日、ずっと使い続けるからです。洗濯機は壊れてくれますが(買い替える)、家は壊さない限り、壊れません。

一生恨まれないようにするにはどうすればよいか。二つあります。

ひとつは、お客様が騙されたなと思うようなことをしない(一般には販売第一でセールストークや調子のいいことを言う。嘘とまでは言えない。誇大広告も同様)

もうひとつは、使いにくい家をつくらない。欠陥住宅は論外ですが、施主の要望に応えてつくるのは、要望をかなえるので、契約時点までは喜ばれるのですが、それが実際に使いにくい場合、これが後から後から大問題になってきます。クレームやトラブルの原因の殆どは、施工不良ではなく、施主の要望通り、言われたとおりにつくったからです。

さらに、実際に暮らし始めて、病気になるような家をつくらない。普通につくればシックハウスになります。普通の家、アパートもマンションも、新築も、リフォーム物件も、ほとんどビニールクロスですよね。つまり、シックハウスです。自分が作った家、売った家、作らせていただいた家で、そこに住む人が、それは50年後であっても、病気になるのが嫌です。だって健康第一じゃないですか。安全第一だと思うんですよ。

普通につくると、使いにくくて、病気になる家ができる。使いにくくて病気になる家を求めている人はいないのですが、一般消費者の要望に応えて、家をつくると、そういう家ができる。そういう家しかできない。使いにくくて、家族が病気になると、それってたぶん、ハッピーじゃない。賃貸ならまだしも、マイホームとなると、なんじゃこれ、ってなります。それがクレームやトラブルの本質的な原因。つまり、せっかく家を建てたのに、ハッピーじゃない。ハッピーになるために買ったのに。。。

とくに注文住宅の場合、自分でアレコレ要望して、業者に指示してつくらせるわけですから、喜びも大きいし、外した時はどこにその不平不満をぶつけるか。営業マンか、現場監督か、職人さんか。やっぱり営業マンですよ。なぜ助言してくれなかったのか、ってなる。あなたプロでしょ(私たち素人なのよ)と。

一つの工務店、住宅会社で10年以上営業マンをやっている方なら、おそらく、あまりセールストークはしないと思います。だって、目の前の受注はとれて、営業成績がよくなっても、後々クレームになるから。トップセールスマンが永くその会社にいるとは限らないです。クレームが増えてきたころに転職してたりする。住宅の問題はほとんど数年以内に発生しますから。

私はセールストークはしないです。売上は必要ですが、自社の目先の売上のための販売を最優先するとろくなことがありません。というか、一生恨まれてしまうようなことになりかねません。自分がした仕事で恨まれたくないです。セールストークせずに、正々堂々と経営して、営業して、きちんと自分たちがこれならお客様に販売して安心と判断できるモノづくりだけをやって、それでも商売を継続させてもらえるだけの量のお仕事の依頼がないのであれば、この仕事から足を洗うと20年前に決めています。

セールストークはできませんが、家族が笑顔で心豊かに健康に暮らせるマイホームを実現することはできます!

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。