心豊かで健康な暮らし

子どもにカビを吸わせ続けたくない

「子どもにカビを吸わせ続けたくない」

10か月の赤ちゃんを連れて、

体感面談にいらっしゃったママの一言。

頑張って、掃除しているけど、

現住居自体が原因で、そこに住み続ける限り、

子どもにカビを吸わせ続けるという現在進行形の子育て(健康被害問題)は、どうにもならない。

自分の子どもに

カビや化学物質を吸わせたい

治安、ガラの悪い地域で育てたい

親はいないはず。

さて、どう向き合い、どう振る舞うか。

○○したくないは、あるいは、○○したい

夫婦で共有、共感、認識したとして、

子どもの目線、

子どもの時間

子育ての環境として

親としてどう行動するのか。

それが「子育て」

子どもが幼少期に

何をするか、何をしたかで、

優先順位(大切しているもの)が

「子育て」として表面化する。

問われる、向き合う対象は、

自らの生きかたであり、

周囲(親兄弟、友達)や社会、住宅業者ではない。

現に「シックハウスで子どもを鍛える」とのたまう親がいるように、

「カビを吸わせるぐらいがちょうどよい」とのたまう親もいる。

あまやかしてはいけない、という認識。

生きかたは、人それぞれです。

子どもを病気にするような環境を与えることを

「愛」だという人もいるでしょう。

でも、わたしはちがう。

「いま」動き出しても、引越しは半年後。

1歳児にとっての半年間とは、人生の半分。

この子ども、幼少期の時間の価値、影響を

親として感じることができるかどうか。

できたとして、どう振る舞うか。

「子育て」とは、わが子を通じて、

自らの生き方を映し出す鏡なり。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。