子どもにカビを吸わせ続けたくない
「子どもにカビを吸わせ続けたくない」
10か月の赤ちゃんを連れて、
体感面談にいらっしゃったママの一言。
頑張って、掃除しているけど、
現住居自体が原因で、そこに住み続ける限り、
子どもにカビを吸わせ続けるという現在進行形の子育て(健康被害問題)は、どうにもならない。
自分の子どもに
カビや化学物質を吸わせたい
治安、ガラの悪い地域で育てたい
親はいないはず。
さて、どう向き合い、どう振る舞うか。
○○したくないは、あるいは、○○したい
夫婦で共有、共感、認識したとして、
子どもの目線、
子どもの時間
子育ての環境として
親としてどう行動するのか。
それが「子育て」
子どもが幼少期に
何をするか、何をしたかで、
優先順位(大切しているもの)が
「子育て」として表面化する。
問われる、向き合う対象は、
自らの生きかたであり、
周囲(親兄弟、友達)や社会、住宅業者ではない。
現に「シックハウスで子どもを鍛える」とのたまう親がいるように、
「カビを吸わせるぐらいがちょうどよい」とのたまう親もいる。
あまやかしてはいけない、という認識。
生きかたは、人それぞれです。
子どもを病気にするような環境を与えることを
「愛」だという人もいるでしょう。
でも、わたしはちがう。
「いま」動き出しても、引越しは半年後。
1歳児にとっての半年間とは、人生の半分。
この子ども、幼少期の時間の価値、影響を
親として感じることができるかどうか。
できたとして、どう振る舞うか。
「子育て」とは、わが子を通じて、
自らの生き方を映し出す鏡なり。