選択の自由の落とし穴〜なぜ選ぶたびに後悔するのか〜
この本を読まれたことはありますか?
私のバイブル書棚にある一冊です。
発行は2004年。18年も前になります。私の家づくりやビジネス、経営、生き方のバイブルでもあります。
要するに、選択肢が多すぎると、選べなくなりますよ、一つを選んだとしても、もっと良い選択があったのではないかと後悔しますよ、そういうことを分かった上で、生きましょう。早い話、ほどほどでよしとする。
iPhoneって、バージョンアップしますけど、色も3色前後、サイズ形状のモデルも数種類しかありませんよね?アップル製品ラインナップって、少ないですよね。人間って、選択肢が増えすぎると、選べなくなるんですよ。買っても満足度が低くなっちゃうんですよ。それって、お互いハッピーじゃないですよね。
子育ての家って、注文住宅ですけど、自然素材を標準仕様としたワングレードです。2003年ごろからです。お客様ごとに、部屋ごとに、床、壁、天井の素材を変える、色を変える、扉を変える、これが常識です。選択肢が無限です。選ぶ側も大変ですが、選ばせる側も大変です。手間も時間もコストもかかりますし、トラブルの原因が増えるばかりです。
子育ての家は、自由設計を卒業しました。2016年です。自然素材のワングレードで、間取りとサイズ、形状、広さ、デザインは異なる、というスタイルから、さらに進歩、進化して、3タイプに集約しました。S、M、Lです。iPhoneのような家、です。
住居の選択肢って、無限にあるんです。
賃貸か持ち家か、という所有の掛け算、
マンションか戸建か、という掛け算、
新築か中古か、という掛け算
同居か単独世帯、かという掛け算
土地をどこにするか、住宅会社はどこにするか、Aという住宅会社で自由設計だと、さらに選択肢が増える。仕様を選び始めると、さらに選択肢が増える。これをA社、B社、親戚の大工さん、知り合いの工務店さんと業者の選択肢を増やすと、さらに増える。これに、それぞれの見積価格が選択肢に加わる。すべて掛け算です。
小川の家、子育ての家を数多ある選択肢から選んでもらった、その先に、さらに選択肢を与える、果たして、お客様家族はハッピーになるのだろうか?選ぶたびに後悔する、不安になる、どんなメリットがあるのだろうか。
結婚相手は一人しか選べません。試しに結婚、ということはできません。もっといい人がいるのではないか、と考え続ける人は、永遠に結婚できないか、結婚しても、他にもっといい人がいたのではないか、と。
もっといい家、もっといい土地、もっといい会社、があるのではないか?
あるでしょう。
もっといい家、もっといい土地、もっといい会社、そして、もっと安く手に入れることができるのではないか?
あるでしょう。
ただし、選ぶたびに後悔するので、いい家を手に入れた瞬間から、もっといい家があったのではないか、という思いに駆られ続けます。それって、どんなに良い家を手に入れたとしても満足できない、幸せな気持ちが続かない、他人を羨む、なんて人生になってしまうので、私たちは、そういう選択肢を与えること自体がお客様のためにならないので、提供しないようにしています^^
1000円でよしとして買ったのに、998円で買えなかったことを後悔するなんて、くだらない。ましてや、それが他人から「もっと安くで買えたのに」なんて言われることがきっかけだとしたら、さらにくだらない^^
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