子育ての住環境

ウッドショックによるメリットは好条件の土地を買いやすくなったこと

【ウッドショック】は、本当に、ショックです。
弊社の場合、6月着工分から、材木代金がガツーンとアップしました。
それ以前にご依頼・ご契約頂いていたお客様には、弊社の企業努力というか、負担をMAXにして、それぞれの事情に応じて、一部追加でご負担頂きました。有難うございます。

正直、同じ品質のものがこれほど価格(仕入れ値)が変わってしまうと考え混んでしまいます。単純に価格に転嫁すればいいとか、利益を減らせばいいとか、そういう問題とはちがうと思うからです。適正価格、皆ハッピー価格を追求している弊社としては、価格に見合うのか、お客様に支払って頂くだけの価値があるのか、というのは、ウッドショックにかかわらず、常に自問自答しているからです。

他方、ウッドショックもマイナスばかりではありません。条件の良い土地を買いやすくなっているのです。地域差はあるにしても、ウッドショックに伴い、住宅の購入は決めているが、様子見状態の方が増えたことで、数ヶ月前では買えなかったような物件を買えるチャンスが増えているのです。これはかなり大きなメリットです。

というのも、土地探しの現実は、週末ごとに変動する売地情報の中で、ピンポイントで決定していく必要があり、土地の売れ行きがいいと、いいなあと思った翌日には、先約が入ってしまうのです。いいなと思った土地はすぐに決めないと他の方が買ってしまうのです。同じような条件の土地が複数、継続的に売りに出ているようなエリアであれば、ゆっくりじっくり、ウッドショックが過ぎて(いつ過ぎるか、誰も予測がつかない)という選択肢もあるのですが、現実的には、そういうシナリオはうまくいかない場合が多いです。他の人も考えることは同じだからです。

もう一つは、時間です。

ウッドショックの資材費の高騰は確かに「懐に痛い」のですが、時間はどんどん過ぎていきます。子どもの時間はどんどん過ぎていくし、サラリーマンの場合、定年がありますから、住宅ローンの返済期間はカウントダウンになっていく。将来的な持ち家=マイホーム購入を決めている人にとっては、家賃は無駄な支出になっていくので、ウッドショック高騰費よりも家賃と時間の損失の方が大きくなっていくんですよね。

私たちも正直、ウッドショックを受けているわけですが、材木代だけを眺めていると、他の大事な問題を見失ってしまいがちです。土地の問題、家賃の問題、何より時間の問題です。俯瞰する必要があります。

上記は最もらしいことを書いていますが、それを教えてくださったのは、最近、ご相談くださっているお客様の考えなんですよね。ウッドショックは嫌だけど、時間とお金がもったいないし、逆に、今だから、土地は買いやすいですよね、と。はい。その通りです。

旅行もピークに行くと宿も高額で混雑しているけれど、それ以外で行くと、同じ宿でも安くで泊まれるし(予約も取れるし)、美味しい料理もゆっくり食べられたりします。それと同じですね。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。