私のパパはちょっと変〜おかあさんの唄コンクール〜
昨夜、娘ななが作文用紙をテーブルに広げて何かブツブツ文句を言い始めた。夏休みの課題「おかあさんの唄コンクール」への作品づくり。妻と二人であれこれ話している。
何を書けばいいか、何を書いてはいけないか。
「おかあさん」のことでなくても「家族」のことでもいいらしい。
妻と娘の関係性は、1日の中で、何度もめまぐるしく変わる。
一緒に歌って踊っているときもあれば、宿題や課題をいつまでもやらずに先送りしている娘にキレる、やるべきことをやれと言われると逆ギレする娘、餃子やラーメンで盛り上がる、風呂に入る入らない、など。
娘ナナが出さなくてもよいコンクールに、しぶしぶでも原稿用紙に向き合う理由は何か。チラシの下に「長崎和牛」と書いてある。なるほど!
受賞作品=お手本も紹介してあった。
ナナのストレートな感情や表現を文章(詩)にすると、「評価されない」「怒られる」という風に、最初から「自分の感じたものを自分の言葉で表現する」ということを諦める。そういう風にインプットされてしまっている。
好きなように書こうよ。評価なんて気にしちゃダメ。長崎和牛はパパが食べに連れていくからさ^^
妻と娘はダイニングで、私は少し離れたソファーで
三人であれこれ喋りながら、詩にしていく。
作文ではないから説明でもない。詩だけに、リズムが大事。
最後の一行を聞かされて、不覚にも、思わずウルっときた^^
長崎和牛を食べに連れて行ってあげよう。