お客様の声

正しい家づくりには気に入らないことが含まれる〜飲み込めば問題が解決し、願望が叶う〜

2021/7/31 長野県佐久市にて家づくり進行中だったKさまの完成お引き渡しを迎えることができました。

引き渡し直前のKさまとのやりとり

こんばんは。
たいへんご無沙汰しており、申し訳ありませんでした💦

いよいよ、ですね。
明日、完成検査をしてきます。
31日に引き渡しですね😊

徐々に出来上がっていく家を見るたびに、とても待ち遠しい想いでした。
今日あっとホームさんに送った頂いた写真を見ると、まさに長崎で見た様な素敵な家が出来ていて、写真越しですが感動しました!

引っ越しは31日から始めて8/8までに終わらせる予定です。
(今のアパートの契約が9日までなので。)

ぜひ、また長野へお越しください😊
小川さんにお会いできるのを楽しみにしています。

上の子は、新しい家ができるのがとても楽しみらしく、保育園の帰りに「私の新しいお家見に行こう!」とよくせがまれました😊
あと1週間、待ち遠しいです。

 

施工に協力してくださった あっとホーム(社長様)からのLINE

お世話になります。
こちらこそ有難う御座います。初めての取引と始めての佐久での施工でしたが、やりがいのあるお仕事頂けて感謝しております。色々とこちらも勉強させていただきました!!

Kさまのご相談からちょうど1年。
抱えている問題を解決する、願望を叶える、そのためには、Kさまには気に入らないこと、思い通りにならないことも、多々、飲み込んでもらいました。

私は超現実主義者です。原理原則主義者です。
正しいことは何か、大切なものは何か、本当に大切なものは何か。妥協すべきことは何か。正しい妥協は何か。現実的に受け入れてもらえる条件はどこにあるのか。理想だけでは不十分ですが、理想がなければ、そもそもストレスも問題も生じない。より良い暮らしも人生もない。何より、楽しくない。面白くない。

笑顔で心豊かに健康に暮らしたい、安全、安心して暮らしたい、それが叶う家に住みたい、というのは、一人の人間にとっての願望であり、理想です。

そこには「自分さえよければ良い」という願望は含まれていないはず。とはいえ、客の立場になると、誰しも、自分がいちばんトクするのが当然だ、というスタンスになってしまう。それは私も同様です。お客様は神様です、という間違った認識がインストールされてしまっているので、これをなんとか減らす必要があります、幸せに暮らせる家が欲しいなら。ここが難しいんですよね。夢のマイホーム、幸せに暮らせる家を手に入れるということは、そのプロセス全てが思い通りになるものだという認識があるからです。

実際には、家づくりとマイホーム購入及びその後の暮らしにおけるトラブルや不満、失敗や後悔の原因は、家づくりのプロセス、姿勢のどこかに、間違いがあったからです。そのうちの一つが、気に入らないことを飲み込まなかったから、です。要するに、目先の損得感情(勘定)が優先するわけです。まともな話が通じないというか、受け入れたくない。都合が良すぎる話に消費者の多くは飛びつくし、それを食べる。不都合な真実は嫌なんですよ。定価より、セール価格で買いたい。でも、セール品って、結局、何かの価値がないんですよね、だからその分の価格がなくなる。まずは、時期。夏物を着れる期間が短くなる、機会損失。サイズ交換や返品ができない。ホテルの宿泊だと、チェックイン時間が遅い、チェックアウトが早い、部屋からの眺望が悪い(ない)、エレベーターから遠いなどなど。これらはわかりやすいお金の問題です。他方、家づくりはそれらに加えて、これからどう生きるか、という人生に向き合わないといけない。話したくない話をしないといけないし、家計の問題にも向き合わないといけないし、内緒の借金があればそれも向き合わないといけない。すべては本当に求めているものを手に入れるためには、アレコレ気に入らないことを飲み込まないといけないわけです。

私も、相談者、依頼主の問題を解決して、願望を叶えるためには、気に入らないことを飲み込まないといけない。いちばんのストレスといえば、嫌われ役、ということでしょうか。これを飲み込んでください、気に入らないということは重々承知していますが。と説明して伝えなければならない。

正しい家づくりに徹する
子育て優先の家づくりに徹する
そういうスタンスとその実践が、こうやって依頼してくださったご家族の願望を叶え、約束を果たすことにつながるというか、そうするしかないと、改めて証明できました。

 

 

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。