初めての方へ

あなたセレブですか?〜自宅にサロンをつくりたいという要望に対して〜

自宅にサロンをつくりたいのですが、対応してもらえますか?

というお問い合わせがあります。

弊社は「子育て優先」住宅専門店です。

「妻のサロン優先」の家づくりには対応しておりません。

女性の起業ブームがあり、起業支援のブームもあり、それに付随して「自宅でサロン」を夢見る母親は意外と多いです。

子育て優先の家づくりはさておき、住宅建築の専門家として、客観的に言えることは、

  • サロンスペースをつくるために、建物が大きくなる
  • 建物が大きくなる分、建設コストが増える
  • 自宅とはそもそも生活スペースであり、それに商業スペースとしてのサロンを加えることは設計上、無理がある(複雑になる)
  • その前提としての無理を、無理くりやると、結局、自宅もサロンも窮屈で使いにくいものになる(店舗併用住宅の多くは、お店も居住スペースも窮屈で使いにくい)
  • 仮にそれでもやるとして、建設コストの増加分を誰がどうやって調達するか。
  • サロンで稼ぐ毎月の売上はいくらか
  • 夫の収入で住宅ローンを組み、その範囲内でやるのか(夫の収入はいくらか)

つまり、物理的にも経済的にも、自宅でサロンを成立させるには、あなたがセレブである必要がある。

なので、自宅でサロンをやりたいので、そのスペースをつくることに対応してもらえるか?という要望への専門家としての答えは、あなた、セレブですか?と確認することから始めることになる。

もちろん、私は、子育て優先の家づくりにしか命を使わないので、私がその方のご依頼を受けることはないですが。

自宅でサロンをやりたい、という要望を持たれている方は、それを実現させる方法は二つです

・ご主人の収入が2倍になる(1000万円以上)

・自ら起業して、店舗を借りて、サロンを成功させ、3年間、十分な所得を得ること(銀行があなたに貸してくれる水準まで信用を高めること)

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。