MY LIFE

「ケチり過ぎですよ」とは誰も指摘してくれない

リュックサックが欲しいのです。もうずいぶん前から。

いろんな所に子どもたちと「歩いて」出かけるようになると、

どうしても必要になってくる。山登りも始めたいし。

買おうと思っているモノは、1万円前後。

即決できる金額だけど、なかなか決めきれない。

ジョギングすると、ジョギングウエアが必要になる。

シューズも傷みが早くなる。

季節が変われば、ウエアも変わる。

走る距離や時間帯が変われば、アイテムも変わる。

スポーツクラブ通いをやめて、かれこれ6年。

毎月1万円近くの会費を支払っていたけど、

体重は増える一方だった(笑)

今思えば、毎月1万円の必要経費を支払う余裕が懐にあった!

フリークライミングは、最初の道具を少し揃える程度で、

長崎の場合、無料施設が多いので、「固定費」がかかりません。

ランニングもジムのマシーンではなく、

外を走るようになると「固定費」がかかりません。

「そこ、お金かけておきましょうよ」と

端から見れば「ツッコミ」たくなること、たくさんあります。

私も妻から度々言われる

「買えばいいじゃん」と

そうなんですよ、お金を支払ってスッキリしたいんですよ。

でも、結局、ケチなんでしょうね。

代替品とか我慢で乗り越えようとする(苦笑)

「節約」「倹約」「身の丈」と聞けば、美徳です。

しかし

「ケチ」「セコイ」となると、幸せが逃げていく気配がする。

「そこ、お金かけて、おきましょう」

「そこ」はどこなのか

かけるお金は、「いくら」なのか。

そしてそれは、「いつ」なのか。

仕事=家づくりに関しては、

前後左右と足元を見渡して、依頼主に

「○○さん、ここまでは、お金かけておきましょう」と

個別具体的に、ぜいたくではない、必要経費として、明示しなきゃならない。

小川の家のお客さま家族の多くに共通するのは

「そんなに派手じゃない」暮らしをされているし、望んでいること。

堅実で「かける所にはきちんとかける」のだが、

豪華さや立派とか、そういう類を最優先に追うような人たちではない。

仕事を通じて、お客さまの暮らしや生き方に接する事で、

私も(前後しながら)そうなってきたように思う。

だからといって、貧相は、イヤ!

ヤスモノライフは、ノーサンキュー!

その家族にとっての、豊かな暮らし=幸せにつながるように、

心と体とモノの最適化は、どのあたりなのか。

※部分最適ではなく、全体最適を優先する。

家族構成、年齢、収入支出、経済状況、段階に応じて

その「最適解」は、常に変動していくわけだけど、

全部ひっくるめて、楽しみながら生きて、仕事していこうと思います。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。