子育て優先の家づくり

「借り過ぎですよ」とは誰も指摘してくれない

以下、プロファイルに投稿したコラムを掲載します

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プロファイルに登録して一カ月経過。
慣れないため、使い方がよくわからないが
少しずつでも情報提供していこうと思う。


なぜなら、これまで十数年間、子育て優先一筋で、実現請負人として
全国で仕事をさせて頂いてきた実践知を世の為人の為、多少なりともお役に立てたらと思うから。


さて、今回のコラムは
「借り過ぎですよ」とは誰も指摘してくれない


プロファイルを見ていると、世の中、かなり無茶な借入計画で
マイホームを求める人が多いことに、驚く。


消費者は各業者=専門家、プロに相談しながら、大きな買物の判断をしていくわけだが、
住宅に限らず、消費者のニーズに対応する事が最優先される現代において
「いやー、その辺で、やめておいたらどうでしょうか」などと、
専門家としての誠実さで対応すると、

かえって不平不満の原因となる。


私の場合、率直に、「やり過ぎですよ」と言ってしまう。


このとき、相談者の判断評価は二つに分かれます


ひとつは、「小川さんは、要望に対応してくれない」
もうひとつは、「確かに。冷静さを失わなくてよかったです」

後者の方は、私を信頼してくださり、
前者の方は、気が利かない業者だと去っていく。
専門家とは「なんでもかなえてくれるもの」という認識のようだ。


私にとっての信頼できる専門家とは

・メリット、デメリットをきちんと明示してくれる人
・依頼主(相談者)にとって都合の悪いことを、事前に伝えてくれる人

しかし、世の多数はこれとは違うようだ。

信頼とは、目先の利益、損得勘定で安易に動かないことによって得られるものであり、

信頼を得続けるとは、それをいかなる状況においても一貫して継続することによって得られるものだと私は信じる。


例えば、カーディーラーで軽自動車で、
新車のワンボックスカーを求めに来た子育て夫婦が
「子ども手当で全額ローンを組みたい」という資金計画を聞いた時、どうするか。


私なら、中古か、軽自動車のままで現金を貯めることを薦める。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。