人生を引っ越す〜暮らしは変えられる〜お客様からのLINE〜
先月お引き渡し→速攻引越しを終えた北九州市のKさまからLINEでメッセージが届きました^^
以前の住居(駅前の公営住宅)での暮らしを知っている私としては、住居を引越したのではなく、人生を引越したなあと。
母親は、叱らずにすむ、ビクビクせずにすむ
子どもは、叱られずにすむ、ビクビクせずに生きられる
自分の居場所がある
それは単に「子供部屋」という機能が固定された場所だけではない。
ちょうどこの写真が送られてくる前日、SMILEFUL Mタイプを設計してくださった建築家「人の力設計室」の小林さん、片岡さんと、久しぶりにお会いして、お茶してました。その時、「あのフリースペースの使い方、どうなっているか、ものすごく気になるんですよね」という話題になりました。
建築にはゆとりとか、間とか、言葉で用途を限定、表記、規定できない、そういうスペースというのが、本来は非常に大切です。それが建築によって人や社会がより豊かになることもあれば、逆に、寛容さを失わせてしまうこともあります。経済合理性だけを追求したハコは、数値化したコスパは一見よいのですが、目に見えない多大な損失があります。
彼女の読書スペースになっている。これがずっと続くかどうかとか、そういうことではなく、ただ、彼女が一人で何かをしたいな、と感じた時に、それが家の中に、すっとそういう場がある。これが豊かさであり、心のゆとりを生む。彼女の感受性を育てる。
これは家族それぞれにとって、自宅のなかに、何か、ホッとする場所があるかどうか、それがあれば、家にいるだけで元気になれる。逆に、ホッとする場所が家の中にないということは、家にいるだけで、パワーを奪われている、ということ。
今年もあとわずかですね。お客様にクリスマスプレゼントで、カレンダーを配布する季節になりました。配布リストを眺めるたびに、お客様それぞれの家づくりを思い浮かべ、元気に幸せな人生を過ごされていることを確認し、幸せに感じます。
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