子育て優先の家づくり

単なる選択である

子育て優先の家づくりとは、

単なる選択の連続にすぎないと近頃思います。

以前は、覚悟、決断といった身構えるようなとらえ方をしていたのですが、やればやるほど、考えれば考えるほど、子育て優先の家づくりとは単なる選択ではないか、と思うようになったのです。

新明解国語辞典によると

決断とは、なすべき行動・とるべき態度などを迷わずに決めること。と書いてあります。

辞書通りの解釈であれば、子どもたちが心豊かに健康に暮らせる住環境を与えるための家づくりをするかどうかというのは、決断といえます。

ところが巷用いられる決断という言葉の意図は、上記ではなく、’未知の世界へ進む判断と行動’的なニュアンスで受けとられ、使われているように感じます。

そういう意味では、少なくとも子育て優先の家づくりというのは、決断というほど大げさなものではありません。

なぜかといえば、実現するモノ・カタチ・費用・支払い・手順はすべて明確になっているからです。さらにいえば、実績も多数ある。未知の世界へ飛び込むわけではありません。

それではなにを選択するのでしょうか。

これもかなり単純明快です。

①今の住環境での暮らし・人生→現状維持&永住

②小川の家での家族の心豊かで健康的な暮らし→子育て優先の家づくり

のどちらかです。

右に行くか、左に行くか。

どちらを選んでもレールはしっかり敷いてあります。

決断という表現を辞書通り(なすべき行動・とるべき態度を迷わず決めること)に使えば、今の暮らしを続けるというのは、今の住環境が子育てによいという判断であれば、今のままがよいという決断になります

しかし、「今の住環境はまずい」と認識・判断するのであれば、今の暮らしを変えるという決断、すなわち子育て優先の家づくりを選択することになります。

決断とは’迷わずに’決めることと書いてあります。

わざわざ’迷わずに’と記述してあるところがポイントのような気がします。

決めるべき対象が、なすべき行動・とるべき態度ですから、迷うような次元じゃないということでしょうか(笑)

ちなみに同辞書によると

選択とは、いくつかの中から・よい(適当な)ものを選ぶこと。と書いてあります。

子育て優先の家づくりに徹する私たち小川の家は、数十万社の住宅建築業者が提供する無限の家づくり・不動産のうちのひとつに過ぎません。

家族の、子どもたちの心豊かで健康的な暮らしをもっとも大切にし、それを求める家族にとっては、よい(適当な)存在であると思います。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。